内容紹介
中学数学からはじめて計算問題にアタック!数学+電気の知識で計算問題がみるみるわかる!
電験三種は計算問題も多く、数学の知識が必要になりますが、数学が苦手といった受験者も少なくありません。そこで、本書は、数学が苦手な電験三種の受験者のために、数学の基本(中学数学から高校数学(Ⅱ・B))をやさしく丁寧に解説しています。
実際の計算問題は、数学の知識だけではなく、電気の知識が必要になります。そこで、本書は、数学を学んだ後に電気の基礎知識の項目を設け、「数学の基本を学ぶ」→「電気の知識を学習」→「数学+電気の知識で計算問題(過去問題)に挑戦」といったような流れになっています。
本書に掲載している問題は、高校受験レベルの数学から電験三種レベルまでの問題をステップアップ式に多数掲載していますので、読みながら解いていくことで無理なく学習することができます。
数学だけでなく、電気の基礎も解説していますので、初めて電験を受ける方、何から始めてよいかわからない方など、基礎からしっかり学習したい方にピッタリの1冊です!
目次
主要目次
1章 数と式
2章 指数と平方根
3章 数式と方程式
4章 三角比と三角関数
5章 ベクトル
6章 複素数
7章 数学の応用
詳細目次
1章 数と式
1-1 実数について
1-2 式の計算と基本
1-3 分数の計算
1-4 直流回路の合成抵抗
チャレンジ問題
2章 指数と平方根
2-1 平方根の計算
2-2 指数法則と累乗根
2-3 指数の応用
2-4 交流回路のインピーダンス
チャレンジ問題
3章 数式と方程式
3-1 整式
3-2 整式の加法・減法
3-3 整式の乗法
3-4 整式の乗法公式
3-5 因数分解
3-6 1次方程式
3-7 2次方程式
3-8 連立方程式
3-9 行列式
3-10 不等式
3-11 キルヒホッフの法則
チャレンジ問題
4章 三角比と三角関数
4-1 角度
4-2 一般角
4-3 三角比
4-4 三角比の応用と相互関係
4-5 拡張した三角比
4-6 正弦定理
4-7 余弦定理
4-8 三角関数
4-9 三角関数の相互関係
4-10 三角関数の性質
4-11 三角関数のグラフ
4-12 加法定理
4-13 加法定理の応用
4-14 正弦波交流
4-15 交流電力
4-16 電力用コンデンサ
チャレンジ問題
5章 ベクトル
5-1 ベクトルの意味
5-2 ベクトルの加法・減法・実数倍
5-3 ベクトルの座標表示
5-4 クーロンの法則と電界
5-5 正弦波交流のベクトル表示
5-6 モーメント
チャレンジ問題
6章 複素数
6-1 方程式の解と複素数
6-2 複素数の計算
6-3 複素平面
6-4 複素数のベクトル表示と演算
6-5 交流回路の記号法による計算
6-6 三相交流とY-Δ変換
チャレンジ問題
7章 数学の応用
7-1 対数と利得
7-2 最大定理と最小定理
7-3 論理演算
7-4 過渡現象
チャレンジ問題
チャレンジ問題解答
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