内容紹介
制御理論における機械制御の基礎が、豊富なイラストと図でよくわかる入門書!
本書は制御理論のうち、機械の制御の基本となる範囲を一から、イラストでわかりやすく、解説した「絵ときでわかる機械制御」の改訂版です。
今回の改訂にあたっては、これまでに読者の皆様からいただいた貴重なご意見・ご指摘も参考に、高度な概念や数式を可能なかぎり、よりわかりやすく解説することに努めました。
初めて機械の制御を学ぶ方だけでなく、制御の基本知識を振り返り、まとめ直しておきたい方にもおすすめの書籍です。
このような方におすすめ
○ 工業高校・専門学校・高専・大学で機械工学を学ぶ学生
○ 機械工学関連の初級技術者
目次
主要目次
第1章 自動制御の概要
第2章 自動制御の解析方法
第3章 基本要素の伝達関数
第4章 ブロック線図
第5章 過渡応答
第6章 周波数応答
第7章 フィードバック制御系
第8章 センサとアクチュエータの基礎
詳細目次
第1章 自動制御の概要
1-1 制御の必要性
1-2 自動制御とその種類
1-3 シーケンス制御
1-4 フィードバック制御
章末問題
第2章 自動制御の解析方法
2-1 線形と非線形
2-2 重ね合わせの考え方
2-3 ラプラス変換の定義
2-4 ラプラス変換の基本法則
2-5 ラプラス逆変換の定義
2-6 t-空間からs-空間へ
2-7 s-空間からt-空間へ
2-8 伝達関数
章末問題
第3章 基本要素の伝達関数
3-1 機械のモデル化の基本要素
3-2 比例要素の伝達関数
3-3 積分要素の伝達関数
3-4 微分要素の伝達関数
3-5 一次遅れ要素の伝達関数
3-6 二次遅れ要素の伝達関数
3-7 むだ時間の伝達関数とまとめ
章末問題
第4章 ブロック線図
4-1 ブロック線図の考え方
4-2 ブロック線図の基本結合則
4-3 ブロック線図の等価変換
4-4 ブロック線図に関する応用例
章末問題
第5章 過渡応答
5-1 制御要素の応答と入力信号
5-2 基本要素の過渡応答
5-3 一次遅れ要素のインディシャル応答
5-4 一次遅れ要素のインパルス応答
5-5 二次遅れ要素のインディシャル応答
5-6 二次遅れ要素のインパルス応答
章末問題
第6章 周波数応答
6-1 周波数応答の考え方
6-2 周波数応答の表示とボード線図
6-3 基本要素の周波数応答
6-4 一次遅れの周波数応答
6-5 二次遅れの周波数応答
6-6 過渡応答と周波数応答の関係
章末問題
第7章 フィードバック制御系
7-1 フィードバック制御の特徴
7-2 フィードバック制御系の特性評価
7-3 閉ループ制御系のステップ応答
7-4 閉ループ制御系の周波数応答
7-5 フィードバック制御系の安定性
7-6 PID制御
章末問題
第8章 センサとアクチュエータの基礎
8-1 制御量の検出と制御対象の操作
8-2 抵抗の変化を利用したセンサ
8-3 発生する起電力等を利用したセンサ
8-4 直動形アクチュエータ
8-5 回転運動形アクチュエータ
章末問題
章末問題の解答
付録1 基礎的な数学の知識
付録2 ラプラス変換・逆変換表
付録3 機械の基礎知識
付録4 基礎的な電気の知識
参考文献
索引
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