内容紹介
学生のうちに土木で重要な『水理学』を理論の基礎からしっかりマスター!!
イラスト・写真・図などを豊富に用いて、土木工学をわかりやすく解説する「ゼロから学ぶ土木の基本」シリーズの『水理学』編です。
流体力学を学ぶうえで重要な水理学について、「流体(水)とは何か」から「力学的な理論や式」をイラストや図などを用いて解説しており、水理学について網羅的に学ぶことができる一冊となっています。また、Columnなどから、『水理学』により興味を持って学べるようになっています。
目次
主要目次
第1章 流体の性質
第2章 流体運動の基礎理論
第3章 静止流体
第4章 エネルギー保存則
第5章 運動量保存則
第6章 開水路の常流と射流
第7章 粘性流体の基礎
第8章 管路の定常流
第9章 開水路の定常流
第11章 水の波
第12章 波によって駆動される流れ
第13章 長周期波
詳細目次
第1章 流体の性質
1.1 地球環境と水理学
1.2 流体の物性
第2章 流体運動の基礎理論
2.1 連続方程式
2.2 Eulerの運動方程式
2.3 流線と流関数
2.4 流体の変形・回転と渦度
2.5 渦と循環
2.6 ポテンシャル流
第3章 静止流体
3.1 静水圧
3.2 相対静止流体に作用する圧力
3.3 回転系における相対静止とジオイド
3.4 平面に作用する静水圧
3.5 曲面に作用する静水圧
3.6 浮力と浮体
第4章 エネルギー保存則
4.1 Bernoulliの定理
4.2 非定常のBernoulliの定理
4.3 定常問題1:水槽からの流出
4.4 定常問題2:ピトー管
4.5 定常問題3:ベンチュリ管
4.6 定常問題4:サイフォン
4.7 非定常問題1:U字管振動
4.8 非定常問題2:水槽からの非定常流出
第5章 運動量保存則
5.1 運動量保存則と運動量フラックス
5.2 物体に作用する流体力
5.3 曲管に作用する流体力
5.4 平板に斜めにあたる噴流
5.5 急拡・急縮損失
5.6 水槽からの噴流による推力
第6章 開水路の常流と射流
6.1 比エネルギー
6.3 比力・跳水
6.4 段波と衝撃波
第7章 粘性流体の基礎
7.1 粘性流体の基礎方程式
7.2 層流と乱流
7.3 平行平板間の層流
7.4 円管内の層流
7.5 乱流とレイノルズ応力
7.6 壁面乱流の平均流速分布
第8章 管路の定常流
8.1 平均流速を用いた基礎方程式
8.2 摩擦抵抗
8.3 平均流速公式と摩擦抵抗則
8.4 摩擦以外の損失
8.5 単一管路系
8.6 分岐および合流
8.7 管路網
第9章 開水路の定常流
9.1 等流
9.2 不等流(漸変流)
9.3 不等流(漸変流)の水面形
第10章 非定常流
10.1 開水路の非定常流
10.2 洪水流
10.3 管路の非定常流
10.4 サージタンク
第11章 水の波
11.1 水の波の運動
11.2 微笑振幅波理論
11.3 浅水波,深水波,長波
11.4 水粒子の軌道
11.5 波のエネルギーと群速度
11.6 重複波
11.7 エネルギー保存則と波数保存則
11.8 波の変形
第12章 波によって駆動される流れ
12.1 位相平均方程式
12.2 ラジエーション応力
12.4 wave set-downとwave set-up
12.3 海浜流
第13章 長周期波
13.1 潮汐
13.2 高潮
13.3 津波
13.4 セイシュ
13.5 エッジ波
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