特集
小水力最前線 さまざまな活路が見いだされる再エネの雄
・小水力発電の現状
・小水力発電アラカルト
土湯温泉町東鴉川小水力発電所、四時ダム発電所、福谷中層配水池マイクロ水力発電所、新府能発電所、地芳トンネル水力発電施設
・小水力発電カタログ
監修 須賀 創
協力 愛媛県中予地方局 久万高原土木事務所、株式会社 元気アップつちゆ、株式会社工営エナジー、神戸市水道局、全国小水力利用推進協議会、ダイキン工業株式会社、徳島県佐那河内村、日本工営株式会社
水資源に恵まれた日本は、1960年代に火力発電に逆転されるまで、はるか昔より電力供給源として水力が利用されてきました。100年選手の水力発電所は各地に点在し、いまなお地域の生活をサポートし続けています。近年は「水の流れ」を最大限に活用するシステム＝小水力発電が脚光を浴び、さまざまな地点で導入が進められています。
今月は、小水力発電の「いま」を大特集。現状からタイプ別の導入事例、システムやサービス、周辺装置をそろえた製品カタログまで、小水力の最新動向をレポートします。
開発秘話
三菱電機 『三菱JH形直流高速度遮断器』
取材・文 編集部
学校教育
学校教育の「現場」から
福井県立敦賀工業高等学校
「本質の理解」で応用力を鍛える三種合格新進校のライセンス教育
取材・文 編集部
現場実務
現場の電気保安実務(135) 電気保安の基礎知識 ～電気保安実務のこれから～
関西電気保安協会／石原 智弘
理論と実務を結ぶ電気のQ＆A(12) インバータって？（その１）
石井 理仁
電気の基礎・応用
電気技術者のためのパワエレ道場 第7回 自励式方形波インバータ（その１）
新電気技術顧問／島村 茂
電気のクエスチョン？？（93）磁性体と磁気ヒステリシス
金沢大学／酒井 忍
やさしく語る電気のイメージ 電気機器の入門講座(18) 直流機 その２
新電気電験問題研究会／山下 明
電気数学のすゝめ ～ゼロから目指す電験三種～ 第15回 二次関数
中部プラントサービス／村山 慎一
厳選テーマをいもづる式に徹底解説 電験三種 基礎鍛錬(34) 同期機１
菅原技術士事務所／菅原 秀雄
電験三種 合格セミナー
理論：過渡現象を得点源にしよう
新電気電験問題研究会／古樋 直己
過渡現象は理論科目で過去10年程度、毎年出題されている。間接的には、他の学習項目や受験科目にも過渡現象の知識は役立つ。世の多くの出来事は、一瞬で最終的な段階に移ることはない。何かが始まってから、その何かが完了するまでの間に、途中の状態、つまり、過渡状態、過渡期がある。この途上の時間に注目するのが過渡現象という学習項目である。本稿によって、電験三種合格という定常状態へと邁進されているみなさんが、現在いらっしゃる合格へ向けた過渡状態を脱していただけることを願っている。
電力：送電線路
新電気電験問題研究会／田沼 和夫
送電線路は、支持物、がいし、電線、架空地線などから構成されているが、それぞれの機能と役割をよく理解しておく必要がある。また、送電線路は厳しい自然条件下に設置されるので、それらに耐えるさまざまな対策が講じられている。特に、雷防護や振動対策などは重要であり、よく出題されている。それらの対策の種類と動作原理、特徴は覚えておくこと。
機械：パワーエレクトロニクス
新電気電験問題研究会／木越 保聡
近年の機械科目ではパワーエレクトロニクス（以下、パワエレ）分野が徐々に出題増加している。しばらくの間はせいぜい１問だったので、ただでさえ出題範囲が広いこともあって、機械科目の受験勉強でパワエレを避けるケースが多く見受けられた。ところが、ここ数年は２～３題が出題されるようになり、捨てるわけにはいかなくなった。今回は、初めてパワエレを学習する受験者を対象に、パワエレが数問出題されても支障がないように、具体的な例題を通して必要最小限の基礎知識を学習していく。
法規：電気施設管理１
四国電気保安協会／郷田 昌三
電気設備の技術基準の解釈（以下、解釈）は、狭義には明らかに保安に関する電気法規に属するが、広義的に見れば、電気施設管理の出題テーマそのものといえる。一方、発電・変電・送電・配電設備や需要設備における事業用電気工作物に関し、工事、維持および運用を管理することが電気施設管理の本質的な出題テーマである。このような観点を配慮しつつ、今回は解釈に関わる電気施設管理を学習する。
好評連載
スポーツコラム (41) ハイテク機器 ～能力のデジタル化で「スポーツ」が変わる～
スポーツライター／小林 信也
科学探究クロニクル 第18回 機械式計算機
首都大学東京／森 弘之
工業英語 四方山話 (48) direct
古樋 直己
SD Forum JICA FAIR 2017／読者の声／工高白書／掲示板
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