付録
新電気2017年カレンダー 電気現場で働く車
新電気編集部 編
特集
工場のBCP 電源を確保する二重、三重の布石
- BCPの基本概念
- 電源供給側のリスク対策
- 受電設備のリスクマネジメント
- BCPの導入事例
取材、文 石川 敏行
協力 日立オートモティブシステムズ
緊急事態が発生したとき、損害を最小限に抑えるための方策として生み出されたBCP。立案する要因として多様なものが挙げられますが、日本では東日本大震災を境に、あらゆる現場で「事業継続」のスキームを積極的に導入しています。特に、日本の技術力を支える製造業では電源損失により大きな打撃を受け、これを回避するために二重、三重のリスクマネジメントが確立されました。
今月はBCPにクローズアップ。さまざまな生産設備が集い、製造ノルマの遅延が許されない工場で実施されているBCP について、具体例を踏まえながら詳細にレポートします。
広告企画
現場の安全を支える防爆電気設備 防爆電気設備 入門
産業安全コンサルタント協会/田中 隆二
化学プラントや危険物を使用する工場などでは、安全確保のために防爆機器が使用されます。しかし、これらのなかには老朽化したものも多く、電気設備に起因した事故の発生が懸念されます。
そこで、12月号の広告企画では、防爆電気設備の基礎から市場の最新製品まで一挙に紹介します。
開発秘話
IDEC『本質安全防爆バリア』
取材・文 編集部
The Focus
PVトレーニングセンター横浜
文 編集部
協力 (株)横浜環境デザイン、アドラーソーラーワークス(株)
学校教育の「現場」から Special
長野県 電験三種学習合宿 県内の工業高校で交流を深め、切磋琢磨する電気科活性プロジェクト
取材・文 編集部
工業学科を設置している高等学校の数は、2005年の635校から、2015年には537校と、約10年でおよそ100校も減っています。生徒数も30万人から25万人と約5万人も減少。工業高校を取り巻く環境は決してやさしいものではありません。しかし、この状況をなんとか改善しようとする取り組みも行われています。
12月号は『学校教育の「現場」から』特別編として、長野県の工業高校電気科の先生たちが取り組む『電験三種学習合宿』を紹介します。
現場実務
現場の電気保安実務(129) 非常用発電機の始動時におけるバッテリ容器の破裂事故
沖縄電気保安協会/赤嶺 浩和
理論と実務を結ぶ電気のQ&A(6) 変流器の二次側を開放すると、どうなる?
石井 理仁
電気の基礎・応用
電気技術者のためのパワエレ道場 第3回 直流降圧チョッパ(その1)
新電気技術顧問/島村 茂
電気のクエスチョン?? (88) 無効電力の扱い方(その1)
新電気電験問題研究会/熊谷 二郎
やさしく語る電気のイメージ 電気機器の入門講座(12) 同期機 その3
大阪府立藤井寺工科高等学校/山下 明
電気数学のすゝめ ~ゼロから目指す電験三種~ 第9回 指数・平方根
村山技術士事務所/村山 慎一
読者のギモンQ&A ~地中電線路の作用静電容量~
回答者/江浦 悟
厳選テーマをいもづる式に徹底解説 電験三種 基礎鍛錬(28) 火力発電2
菅原技術士事務所/菅原 秀雄
短期集中! 電験三種 計算力養成スクール
機械、法規(2)
北海道電気保安協会/田沼 和夫
電験三種に合格するには、計算問題は避けて通れません。数式や公式を覚え、それらをどのように計算式に適応すればよいかを理解していなければ解答できません。そのためには、まず基礎的な内容を確実に学習して身につける必要があります。本計算力養成スクールで基礎からのレベルアップが図れます。
好評連載
スポーツコラム(35) ラグビー ~魂の躍動に刮目せよ!~
スポーツライター/小林 信也
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古樋 直己
科学探究クロニクル 第12回 大陸移動説
首都大学東京/森 弘之