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電設資材ガイドWEB版電気工事施行

【連載記事】電気通信工事の疑問はコニタンに聞いて!【第6回】





 
やあ、ボクはコニタン。ボクは、電気通信工事の黎明(れいめい)期から業務に携わってきた経験を買われて施工マニュアルの作成やメーカーと製品開発に取り組んだりしてきたんだ。そんな経緯もあって工事関係者からいろいろと相談を受けることが多いんだ。

最近では、電気通信工事の知識が電気工事でも必要になるケースもあるから大変だよね。
きっと、みんなも「電気通信工事は難しい」と思うことがあるんじゃないかな。そんなときは、ボクに聞いてみてよ。
みんなから質問が来るまでは、ボクがこれまでに質問が受けた「質問あるある」のなかから回答していこうかな。

                        全国情報配線施工技能士会 理事 小西 治彦(コニタン)





Q:簡単に光ファイバを測定できるものはありますか?
A:あるよ。


ベアファイバアダプタ(Bare Fiber Adaptors)という機器を使用するんだ。
ボクが現場で施工していた時代は、裸ファイバアダプタと言って、確か数万円もしていたんだ。でも今ではインターネットで「ベアファイバアダプタ」と検索したらいろいろな製品があるね。
しかも価格は2000 円程度。そんなこともあって先日、「現場で使えるかなぁ」と思って8個購入したよ。

でも購入したものは「現場では、ちょっと使いにくいかなぁ」と思ったんだ。なぜって、ベアファイバアダプタ内で光ファイバ心線が折れた場合、詰まって使えなくなるんだ。昔、購入した裸ファイバアダプタには、細いステンレス棒(0.1mm)が付属していたんだ。これで光ファイバ心線が裸ファイバアダプタ内で折れたり、詰まったときに取っていたんだ。ところが現在、販売されているベアファイバアダプタには、付属されなくなったみたいだね。価格が安いし、詰まったら廃棄と割り切って使うしかないのかなぁ。

「詰まったら終わり」ということは、ボクみたいに複数個購入しておかないと現場で使うときはちょっと怖いね。現場では時間との勝負だと思うから、使えなくなったら交換してして作業を進めないと工程に支障がでるかもしれないね。
もし、1個しかないシチュエーションであれば、あせりは禁物だね。できるだけミスしないように慎重に作業を進めよう。

どう?わかったかな。
みんなも、わからないことがあったらボクに聞いてみてよ


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