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(株)日立産機システム

(株)日立産機システム

絶縁抵抗測定装置

日立高圧・低圧絶縁監視システム

 電気設備業界においては近年, 電気主任技術者, 運転員の減少, 高齢化による人材不足, 後継者不足などが深刻な状況となっており, 定期点検周期の延長や故障の予兆を検知する機能など保守業務の効率化や省力化に対するニーズが高まっている.  電気設備の保守においては絶縁劣化による火災や感電事故, 突発停電を未然に防止することが重要となっている.  ここでは高圧・低圧絶縁監視システムの導入による保守業務の効率化, 省力化について紹介する.  

■高圧絶縁監視機能付き保護継電器
 ICU-T(アイシーユー ティー)

 高圧ケーブルの水トリーが進展することによって瞬間的に地絡が発生する間欠地絡*, 地絡継電器の動作レベルに達しない微小な電圧, 電流を検出することが可能.  設備稼働中に常時監視することにより, 設備の安定稼働を実現する.  
また, 劣化の兆候により設備, 高圧ケーブルの更新を計画的に実施できることで, 作業の平準化など保守作業の効率化に貢献する技術となっている.  
 なお, 本技術は独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)発行「スマート保安技術カタログ第10版」にスマート保安技術としての活用が可能又は期待されると評価された「基礎要素技術」として掲載されている.  
(管理番号 要素 2023 00008-01)
* ケーブル内に経年劣化によって水トリーが進展すると, 瞬間的に地絡電流(針状波)が流れた後, 即座に絶縁が回復するなどの現象が繰り返されるものと定義する.  

■低圧絶縁監視システム
 SANFEMS neo H-NET(エイチネット)

 漏電リレー, 漏電遮断器の動作レベルに達しない微小な漏洩電流を検出することが可能.  設備稼働中に常時監視することにより劣化の兆候を把握, 事故を未然に防ぎ設備の安定稼働を実現する.  本システムで常時絶縁劣化を 監視することをもって絶縁抵抗測定試験の代用とし, 通常年1回実施が必要な絶縁抵抗測定試験の実施周期を延長した実績があり, 保守業務の省力化に貢献する技術となっている.  
 漏洩電流にはインバータなどの高周波を発する電子機器の影響による「高調波成分」, 大地間浮遊容量により流れる「コンデンサ成分」と, 絶縁劣化により流れる「抵抗分」の3つの成分が含まれる.  このうち漏電事故へ影響のない成分である「高調波成分」「コンデンサ成分」を除去し, 真に危険な「抵抗分」のみを検出するIor方式(基本波有効分方式)を採用し, 安定的な動作を実現している.  

■監視制御システム
 SANFEMS neo H-MACS(エイチマックス)

 一般的な受変電・配電設備監視装置の機能に加え, 高圧・低圧絶縁監視システムと接続し絶縁劣化情報を記録, グラフ化する機能を有している.  グラフにより劣化の兆候を見える化することで, 容易に状況が把握できるようになっている.  

連絡先
受変電・配電システム事業本部 戦略企画部
070-4949-7496(担当 松島)
URL

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