LE-918Rは8点のアナログ信号(電圧・電流・温度)測定に対応したデータロガー. ロガーとして本体のSDカードに記録するだけでなく, USB/無線LANで接続したPCにデータ表示・記録も可能. LE-940Rは高精度に電圧・電流を出力可能なDCシグナルソース. PCのアプリケーションから出力制御を行う以外に, SDカードに書き込んだ出力パターンにしたがってPCレス単体出力できるため, センサー出力のシミュレーションなどにも利用できる.
両機種とも低価格かつコンパクト. 制御コマンドを公開しており, 独自の検査システムに組み込むなどアナログ機器の点検や試験, 開発に幅広く利用できる.
■LE-918R
•アナログ値とともにタイムスタンプを記録
•各入力間は高耐圧絶縁, ±10Vレンジで確度±(0.05% rdg+2mV)の高精度測定
•熱電対による温度計測
■LE-940R
•高電圧出力対応(±32V), 高精度16ビットDAC内蔵
•デジタル入力端子の変化によるアナログ出力の制御が可能
LE-8600X/LE-8600XRは, SFP/SFP+モジュールに適合する2つの計測ポートを装備, 単体でシングルモードやマルチモードの光ファイバーケーブル等を利用する高速LANの計測テストが可能. LE-8500X/LE-8500XRは, 10BASE-Tから1000BASE-Tまでのイーサネットの通信データ2回線を同時計測しながら, 内1回線のPoE(Power over Ethernet)の給電状況も同時計測が可能. 両機種とも計測データをその場でカラー液晶で確認でき, GNSS信号により高精度時間補正されたタイムスタンプを付加しながらキャプチャメモリーやUSB3.0で接続した外部記録メディアに自動保存が可能. 保存ファイルはPcapNG形式に変換もできる.
計測ボードを別売の他のボードと交換することでシリアル通信などの通信規格に拡張できるので, 1台でネットワークシステムから組み込み通信機器の開発, 保守まで幅広く利用できる.
■LE-8600X(R)
•10Gbitパケットのリアルタイムモニター記録
•ネットワーク負荷テスト用のテストパケットを出力可能
•大容量内蔵SSD(500GB)に通信ログを自動記録
■LE-8500X(R)
•2チャンネル同時にワイヤーレートでテストパケットを出力
• PoE/PoE+/PoE++ 合否判定と長時間記録, CSV保存
■両モデル共通
•LAN, USB, またはWi-Fi(XRのみ)接続でPCリンク