労働人口の減少や熟練作業者不足で, 盤の配線作業性改善による合理化・省コスト化が要求される中, 当社はこれまでスプリングクランプ端子仕様の製品による効率化を訴求してきました. 2023 年, 新たにラインアップした分電盤・制御盤用遮断器「KC シリーズ」スプリングクランプ端子仕様には3つの特徴があります.
①最大通電電流を 32A から 50A へ拡大し, ビルなどの電灯分電盤用途にも対応したこと,
②付属端子台もスプリングクランプ端子仕様にして, 付属装置横幅を従来の 18mm から 12.5mm と 30% 小形化したこと,
③一般的なフェルール付きより線の他, 単線, より線など多様な電線へ対応できるようにし, お客様の線種選択幅を拡大したことです.
スプリングクランプ端子仕様は省施工, 簡単メンテナンス, 接続信頼性に貢献します.