内容紹介
工事受注から竣工引渡しまでの工事現場の節目に沿った自主検査の内容を、電設技術者向けにまとめた、実用性の高い実務書です。
電気設備の施工にあたっては、設計図書に記述された内容を実現する高い品質が求められているとともに、工事会社が、施工品質を確保、確認する手段として実施する検査・測定・試験の重要性は、年々高まっています。本書は、旧刊『電気設備の自主検査と現場試験』の、受入検査、中間検査、工場検査、竣工検査などの自主検査、完成検査、現場試験について、平成23年の電気設備技術基準の改定に合わせて、条文などと整合、見直しを行ったものです。
このような方におすすめ
設計事務所、建設会社、電気工事会社の電気技術者
目次
詳細目次
第1編 電気設備の自主検査
第1章 電気設備の自主検査の動向
第2章 現場内自主検査の計画
第3章 自主検査
3.1 受入検査
3.2 工程内検査(中間検査)
3.3 工場立会検査
第4章 最終検査(竣工検査)
4.1 書類検査
4.2 現場検査(外観・構造検査,性能・機能検査)
4.3 現場検査(動力設備,照明設備.コンセント設備)
4.4 現場検査(通信・情報設備,避雷設備.防災設備)
4.5 他設備などとの連動,総合検査
第2編 電気設備工事の測定・試験
第1章 完成検査
第2章 測定のテクニック
2.1 クランプ式測定器の上手な使い方
2.2 接地抵抗の上手な測り方
2.3 照度の上手な測り方
2.4 絶縁耐力試験の進め方
2.5 新しい絶縁診断装置とその使い方
2.6 新しい継電器試験装置とその使い方
2.7 新しい記録装置とその使い方
第3章 現場試験の実際
3.1 高圧受電設備の試験の要点
3.2 発電機試験の準備とその試験方法
3.3 各種ケーブルの試験とその要点
第4章 その他測定の要点
付録 各種試験様式について
続きを見る