内容紹介
電力変換・制御とパワーデバイスの基本から応用技術の基礎までを丁寧に解説!
再生可能エネルギーの開発が活発になり, 電力の変換制御や電力の有効利用のエネルギーインフラ,
およびスマートグリッドなど電力と情報を融合させる基盤技術としてパワーエレクトロニクスは, 電気電子工学の重要な学術分野になっている。 本書では, その基本を習得するため,まず電気回路の過渡現象とキャパシタやインダクタの基礎的性質を述べ,つぎにパワー半導体デバイスの基本特性と整流回路やインバータなどの半導体電力変換回路の動作原理と基本特性を記述し, 実際の応用で留意すべき基本的な内容や適用技術の基礎となる事項を取り上げ解説している。大学・高専の高学年の講義や初学者のために基礎的内容を懇切丁寧に記述し,多くの例題を用いて理解が深まるように努めている。
このような方におすすめ
大学、高専の工学系の学生, 初学者
目次
主要目次
目次:序章 パワーエレクトロニクスとは、第1章 電力変換回路の基礎、第2章 パワースイッチング回路の基本性質、第3章 パワー半導体デバイスの基本特性、第4章 パワー半導体デバイス適用の基本、第5章 交流・直流変換回路の基本動作と特性、第6章 直流・交流変換回路の基本動作と特性、第7章 直流・直流変換回路の基本動作と特性、第8章 交流・交流変換回路の基本動作と特性、第9章 パワエレ・システムの構成と制御、第10章 モータ制御システム、第11章 電力利用・発生・輸送用パワーエレクトロニクス