内容紹介
理工学全般にわたり必要とされる計測技術の根幹を解説!
ノーベル物理学賞受賞者の小柴氏,田中氏は計測技術に関する業績は、高度な電子応用計測の最先端技術になるものである。本書は基礎科学や先端技術を志向する学生や技術者を対象に、電気電子系だけでなく理工学の横断的基盤としての計測技術の基礎を学ぶ上で役立つ教科書である。現代ではセンシング技術や情報処理技術なくして最新の計測を語れないのでそれらを含めた全体像を示すことを重視した。「誤差に代り不確かさ」を計測の評価のキーワードとしたのも本書の特徴である。
目次
主要目次
第1章 計測とは何か
第2章 計測標準とトレーサビリティー
第3章 計測器の基本的機能と共通要素
第4章 計測情報の評価と向上
第5章 電圧・電流の計測
第6章 電力、電力量の計測
第7章 周波数の計測、波形の観測
第8章 抵抗、インピーダンスの計測
第9章 磁気量の計測
第10章 センサによる信号変換と電子応用計測