内容紹介
Seleniumを使った人なら行きあたる事例をパターン化してわかりやすく解説!
本書はWebアプリケーションとしてデファクトであるSeleniumの概要を習得している人を対象に、Seleniumを使ったテストの構築方法やデザインパターン、あるいはメンテナンス性といった方面に焦点を当てた書籍です。Seleniumを使った人ならわかるテスト時の避けるべき事柄や取り入れるべき事柄をパターン化してわかりやすく解説しています。
目次
詳細目次
目次
まえがき
監訳者まえがき
はじめに
1章 最初のテストを書く
1.1 Selenium を選択する
1.1.1 適材適所
1.1.2 価格
1.1.3 オープンソース
1.1.4 柔軟性
1.2 Record and Playback パターン
1.2.1 Record and Playback パターンの利点
1.2.2 Record and Playback パターンの欠点
1.3 Selenium IDE に取り掛かる
1.3.1 Selenium IDE のインストール
1.3.2 最初のテストを記録する
1.3.3 テストを保存する
1.4 Selenium コマンドを理解する
1.4.1 Selenese を読む
1.5 Ruby とSelenese を比較する
1.5.1 Selenium コマンドをさまざまな言語と比較する
1.6 Selenium テストをRuby で書く
1.6.1 Test::Unit を導入する
1.6.2 アサートを導入する
1.6.3 テストをインタラクティブにデバッグする
1.7 まとめ
2章 Spaghetti パターン
2.1 Spaghetti パターン
2.1.1 Spaghetti パターンの利点
2.1.2 Spaghetti パターンの欠点
2.2 商品レビュー機能をテストする
2.2.1 商品レビューテストに取り掛かる
2.2.2 ページ上の要素を指定する
2.2.3 ロケータ
2.2.4 ロケータのコードを書く
2.2.5 クリックとアサーションを実装する
2.2.6 レビュー重複テスト
2.3 失敗の理由
2.4 Chain Linked パターン
2.5 Big Ball of Mud パターン
2.6 まとめ
3章 テストをリファクタリングする
3.1 テストをリファクタリングする
3.2 DRY テストパターン
3.2.1 DRY テストパターンの利点
3.2.2 DRY テストパターンの欠点
3.3 Hermetic テストパターン1
3.3.1 Hermetic テストパターンの利点
3.3.2 Hermetic テストパターンの欠点
3.3.3 テスト同士の依存関係を取り除く
3.4 汎用的なDRY メソッドを作る
3.4.1 汎用的なメソッドを使ってリファクタリングする
3.5 ランダム実行順序原則
3.5.1 ランダム実行順序原則の利点
3.5.2 ランダム実行順序原則の欠点
3.6 まとめ
4章 データ駆動テスト
4.1 データの妥当性とアクセシビリティ
4.2 入力データをハードコーディングする
4.2.1 テストデータをテストから隠蔽する
4.3 テストフィクスチャ
4.3.1 フィクスチャデータをパースする
4.3.2 テストにフィクスチャデータを使う
4.4 API をフィクスチャデータのソースとして使う
4.5 データスタブを使う
4.6 Default Values パターン
4.6.1 Default Values パターンの利点
4.6.2 Default Values パターンの欠点
4.6.3 Default Values パターンとfaker ライブラリを融合させる
4.7 まとめ
5章 テストを安定させる
5.1 安定を保つ文化カルチャを築く
5.1.1 すばやく実行し、すばやく失敗させる
5.1.2 できる限り頻繁に実行する
5.1.3 クリーンで一貫性のある環境を保つ
5.1.4 間違ったコード変更を捨てる
5.1.5 安定したテストスイートを維持する
5.2 Ajax を待つ
5.2.1 Ajax 遅延なしにテストする
5.2.2 明示的な遅延を使ってAjax フォームをテストする
5.3 JavaScript アニメーションを待つ
5.4 Action Wrapper パターン
5.4.1 Action Wrapper パターンの利点
5.4.2 Action Wrapper パターンの欠点
5.4.3 Action Wrapper パターンを実装する
5.5 Black Hole Proxy パターン
5.5.1 Black Hole Proxy パターンの利点
5.5.2 Black Hole Proxy パターンの欠点
5.5.3 Black Hole Proxy パターンを実装する
5.6 テストをテストしよう
5.7 まとめ
6章 振る舞いをテストする
6.1 振る舞い駆動開発
6.1.1 BDD の利点
6.1.2 BDD の欠点
6.2 ショッピングカートの振る舞いをテストする
6.2.1 ショッピングカートの振る舞いを記述する
6.2.2 ステップ定義を書く
6.2.3 BDD は自分のプロジェクトにふさわしいか?
6.3 Cucumber
6.3.1 フィーチャファイル
6.3.2 ステップ定義ファイル
6.3.3 config ディレクトリ
6.4 Cucumber スイートを実行する
6.5 Write Once, Test Everywhere パターン
6.5.1 Write Once, Test Everywhere パターンの利点
6.5.2 Write Once, Test Everywhere パターンの欠点
6.6 モバイルサイトをテストする
6.6.1 Selenium ラッパを更新する
6.6.2 購入API をテストする
6.7 まとめ
7章 Page Object パターン
7.1 オブジェクトを理解する
7.1.1 オブジェクトを文字で表現する
7.1.2 プログラムでオブジェクトを表現する
7.1.3 オブジェクトを使ってウェブページを表現する
7.2 Page Object パターン
7.2.1 Page Object パターンの利点
7.2.2 Page Object パターンの欠点
7.3 Page Object フレームワークを作る
7.3.1 Page スーパークラスを作る
7.3.2 サイドバーオブジェクトを実装する
7.3.3 ページに自己検証を追加する
7.3.4 個々のページクラスを実装する
7.3.5 ウェブサイトの成長に合わせて、サイドバーオブジェクトを増やす
7.4 Page Object フレームワークを使ってテストを実行する
7.4.1 Test::Unit フレームワークでPage Object を使う
7.4.2 別のテストフレームワークでPage Object を使う
7.5 Test Tool Independence パターン
7.5.1 Test Tool Independence パターンの利点
7.5.2 Test Tool Independence パターンの欠点
7.6 Page Object の正しい実装方法
7.6.1 テストよりもページを賢くする
7.6.2 ページよりもテストを賢くする
7.6.3 継承の代わりにモジュールを使う
7.6.4 Page Object にロジックを置く
7.7 まとめ
8章 テストスイートを成長させる
8.1 テストスイートを書くための戦略
8.1.1 さまざまなタイプのテスト
8.1.2 スモークテストスイート
8.1.3 マネーパススイート
8.1.4 新機能戦略
8.1.5 バグ駆動戦略
8.1.6 リグレッションスイート
8.1.7 99% カバレッジスイート
8.2 継続的インテグレーション
8.2.1 テスト環境とテストノードを管理する
8.2.2 Selenium Grid
8.2.3 CI ツールを選ぶ
8.3 FAQ
8.3.1 どうやって複数のブラウザでテストするのですか?
8.3.2 どのプログラミング言語でテストを書けば良いですか?
8.3.3 Selenium を使ってJS 機能をテストすべきでしょうか?
8.3.4 なぜヘッドレスブラウザを使うべきなのですか?
8.3.5 私のチームではどのBDD ツールを使うべきでしょうか?
8.3.6 パフォーマンステストにSelenium を使えますか?
8.4 まとめ
付録A Selenium をはじめよう
A.1 コンピュータをセットアップする
A.1.1 コマンドラインインターフェイスを使う
A.2 Ruby ランタイム環境を設定する
A.2.1 Ruby をインストールする
A.2.2 Firefox をインストールする
A.3 テストクラスの命名規則を理解する
A.3.1 ファイルを命名する
A.3.2 クラスを命名する
A.3.3 名前空間を理解する
A.3.4 オブジェクト継承を示す
A.4 まとめ
付録B Test::Unit によるデータ駆動テスト
索引
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