内容紹介
統計を使わない初めてのRプログラミングの入門書!
本書は「統計を使わずにRを覚えよう」というコンセプトに基づいて書かれた画期的な書籍です。一般的なRの入門書だと統計のサンプルから始まるのが一般的で、統計とRの文法の両方覚えて理解しなければならず、特に扱っているサンプルが複雑な場合は最初から挫折してしまいますが、この本では、ゲームの開発の例などを使って、楽しみながら効率的に、Rの文法だけに集中してRを身に付けられるというメリットがあります。また、RだけでここまでのことができるというRの可能性もあわせて紹介します。
目次
詳細目次
序文
はじめに
I部 プロジェクト1:ウェイトをかけたサイコロ
1章 基本中の基本
1.1 Rのユーザーインターフェイス
1.2 オブジェクト
1.3 関数
1.4 元に戻すサンプリング
1.5 独自関数の書き方
1.5.1 関数のコンストラクタ
1.6 引数
1.7 スクリプト
1.8 まとめ
2章 パッケージとヘルプページ
2.1 パッケージ
2.1.1 install.packages
2.1.2 library
2.2 ヘルプページに教えてもらう
2.2.1 ヘルプページの構成要素
2.2.2 さらにヘルプがほしいときに
2.3 まとめ
2.4 プロジェクト1のまとめ
II部 プロジェクト2:トランプ
3章 Rのオブジェクト
3.1 アトミックベクトル
3.1.1 倍精度浮動小数点数
3.1.2 整数
3.1.3 文字
3.1.4 論理値
3.1.5 複素数とraw
3.2 属性
3.2.1 名前
3.2.2 次元
3.3 行列
3.4 配列
3.5 クラス
3.5.1 日付と時刻
3.5.2 ファクタ
3.6 型強制
3.7 リスト
3.8 データフレーム
3.9 データのロード
3.10 データの保存
3.11 まとめ
4章 Rの記法
4.1 値の選択
4.1.1 正の整数
4.1.2 負の整数
4.1.3 ゼロ
4.1.4 スペース
4.1.5 論理値
4.1.6 名前
4.2 カードのディール
4.3 デッキのシャッフル
4.4 ドル記号と二重角カッコ
4.5 まとめ
5章 値の書き換え
5.1 その場での値の変更
5.2 論理添字
5.2.1 論理テスト
5.2.2 ブール演算子
5.3 欠損情報
5.3.1 na.rm
5.3.2 is.na
5.4 まとめ
6章 環境
6.1 環境
6.2 環境の操作
6.2.1 アクティブな環境
6.3 スコープルール
6.4 割り当て
6.5 評価
6.6 クロージャ
6.7 まとめ
6.8 プロジェクト2のまとめ
部 プロジェクト3:スロットマシン
7章 プログラム
7.1 戦略
7.1.1 順次的なステップ
7.1.2 並列するケース
7.2 if文
7.3 else文
7.4 ルックアップテーブル
7.5 コードのコメント
7.6 まとめ
8章 S3 153
8.1 S3システム
8.2 属性
8.3 ジェネリック関数
8.4 メソッド
8.4.1 メソッドのディスパッチ
8.5 クラス
8.6 S3とデバッグ
8.7 4とR5 168
8.8 まとめ
9章 ループ
9.1 期待値
9.2 expand.grid
9.3 forループ
9.4 whileループ
9.5 repeatループ
9.6 まとめ
10章 スピード
10.1 ベクトル化コード
10.2 ベクトル化コードの書き方
10.3 Rで高速なforループを書く方法
10.4 ベクトル化されたコードの実際
10.4.1 ループとベクトル化コード
10.5 まとめ
10.6 プロジェクト3のまとめ
付録A RとRStudioのインストール
A.1 Rをダウンロード、インストールする方法
A.1.1 Windows
A.1.2 Mac
A.1.3 Linux
A.2 Rの使い方
A.3 RStudio
A.4 Rの起動方法
付録B Rパッケージ
B.1 パッケージのインストール
B.2 パッケージのロード
付録C Rとパッケージのアップデート
C.1 Rパッケージ
付録D Rにおけるデータのロードと保存
D.1 Base Rのデータセット
D.2 作業ディレクトリ
D.3 プレーンテキストファイル
D.3.1 read.table
D.3.2 readファミリー
D.3.3 read.fwf
D.3.4 HTMLリンク
D.3.5 プレーンテキストファイルの保存
D.3.6 ファイルの圧縮
D.4 Rファイル
D.4.1 Rファイルの保存
D.5 Excelスプレッドシート
D.5.1 Excelからのエクスポート
D.5.2 コピー&ペースト
D.5.3 XLConnect
D.5.4 スプレッドシートの読み込み
D.5.5 スプレッドシートへの書き込み
D.6 ほかのアプリケーションのファイルのロード
D.6.1 データベースへの接続
付録E Rコードのデバッグ
E.1 traceback
E.2 browser
E.3 ブレークポイント
E.4 debug
E.5 trace
E.6 recover
索引
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