内容紹介
大気環境を健康にするためのわかりやすい解説!
大気汚染防止技術の最近の動向として単に環境負荷を低減するにとどまらず、積極的に物質回収を行ったり、更にはエネルギーとして回収して省資源、省エネルギーという地球環境的見地に立った方向に開発が進んでいる。また最近なにかと話題の多い新規制物質、超微量有害物質についても処理技術が着実に開発されており本書では従来行われてきた技術用語の解説のみならず、これらの最新の話題に適応する技術用語について紹介した。
このような方におすすめ
大気環境保全者、大気環境に関心を持つ方
大気・水・土壌等の環境に関心を持つ方
目次
主要目次
第1章 大気汚染とその影響
第2章 燃料と燃焼の概要
第3章 大気汚染物質の性状
第4章 集じん技術とその装置
第5章 大気汚染物質の処理技術とその装置
第6章 計測とガス分析
第7章 大気中におけるばいじんの拡散
第8章 集じん灰とその処理方法
第9章 排ガス処理と関係法規
付録
索引
詳細目次
大気汚染防止技術絵と基本用語 目次
はじめに
第1章 大気汚染とその影響
1.1 大気汚染の歴史
1.2 大気汚染物質の概要
1.3 大気汚染の発生源
1.4 大気関係の環境基準
1.5 大気汚染の現状
1.6 大気汚染の影響(健康・自然など)
1.7 酸性雨と大気汚染
1.8 地球環境と大気汚染
第2章 燃料と燃焼の概要
2.1 気体燃料
2.2 液体燃料
2.3 個体燃料
2.4 燃料計算の基礎(1)
2.5 燃料計算の基礎(2)
2.6 気体・液体燃焼の形態
2.7 固体燃焼の形態(ストーカ燃焼)
2.8 個体燃焼の形態(流動層燃焼)
2.9 燃焼管理
第3章 大気汚染物質の性状
3.1 ばいじん
3.2 塩化水素(HCl)
3.3 硫黄酸化物(SOx)
3.4 窒素酸化物(NOx)
3.5 水銀(Hg)、鉛(Pb)等の重金属類
3.6 ダイオキシン類(1)[性状]
3.7 ダイオキシン類(2)[毒性]
3.8 炭化水素
第4章 集じん技術とその装置
4.1 ダストの粒径と集じん方式
4.2 ろ過式集じん装置の原理
4.3 ろ過式集じん装置の機能
4.4 電気集じん装置の原理
4.5 電気集じん装置の機能
4.6 その他の集じん装置
第5章 大気汚染物質の処理技術とその装置
5.1 処理システムの種類
5.2 乾式酸性ガス処理法
5.3 半乾式酸性ガス処理法
5.4 湿式酸性ガス処理法
5.5 無触媒脱硝法
5.6 触媒脱硝法
5.7 窒素酸化物発生抑制技術
5.8 ダイオキシンの処理法
5.9 新しい排ガス処理技術
第6章 計測とガス分析
6.1 ガス温度、ドラフトの計測
6.2 燃焼管理に必要なガス分析
6.3 自動ガス分析装置の概要
6.4 ばいじん濃度の測定方法
6.5 硫黄酸化物の測定方法
6.6 窒素酸化物の測定方法
6.7 塩化水素の測定方法
6.8 ダイオキシン類の測定方法
6.9 微量有害汚染物質の測定方法
第7章 大気中におけるばいじんの拡散
7.1 排煙拡散の一般的特性
7.2 拡散と気象条件の影響
7.3 拡散濃度の計算方法
7.4 拡散モデルとシミュレーション
7.5 白煙防止技術
第8章 集じん灰とその処理方法
8.1 集じん灰の一般的性状
8.2 集じん灰中の有害物質
8.3 集じん灰中の重金属の処理方法
8.4 集じん灰中のダイオキシン類の処理方法
8.5 集じん灰の有効利用
第9章 排ガス処理と関係法規
9.1 環境法規制の流れと体系
9.2 大気汚染防止法の変遷
9.3 ばい煙排出規制(1)[種別]
9.4 ばい煙排出規制(2)[各物質の排出基準]
9.5 ダイオキシン類の排出抑制
9.6 ダイオキシン類対策特別措置法
9.7 ばいじんの埋立基準
9.8 大気汚染のアセスメント
付録
付録1 SI単位系と接頭語等について
付録2 気体容積の表現方法(m3Nについて)
付録3 循環型社会法体系のあらまし
索引
編者紹介
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