内容紹介
防爆電気設備について知りたい技術者の指南書
産業社会の安全・安心思想の高まりとともに、化学プラント・製造工場・事業場設備の防爆対策が注目されています。ところが特殊な分野のため、防爆設備については現場技術者が防爆電気設備を学ぼうとする場合、適切な参考書、テキストが市販されていないため、2009年に初版を刊行しました。その後、国際規格や各種基準の改正等があり改訂しました。改訂に当たり、粉じん爆発電気機器についても加筆しています。
このような方におすすめ
工場・事業場の技術者、安全管理の現場技術者、自治体の消防署の職員、設備設計技術者、電気設備を扱う商社、など。
目次
主要目次
第1章 爆発・火災の発生と防爆電気設備
第2章 ガス蒸気・粉体を取り扱う場所と危険場所
第3章 爆発防止の原則と実際
第4章 防爆電気機器に関係するガス蒸気の危険特性
第5章 ガス蒸気防爆電気設備
第6章 粉じんの危険特性と粉じん防爆構造
第7章 電気配線に対する着火防止対策
第8章 防爆電気設備の使用と点検保守
第9章 防爆電気機器の製造者・輸入者に対する型式検定
第10章 防爆電気機器に係る国際電気規格とIEC防爆電気機器規格適合試験制度
第11章 欧州における防爆電気機器に関する規制