内容紹介
受注に必須の「技術提案力」をしっかり身につける!
現在,公共工事入札で行われる総合評価方式では,「技術提案」の出来不出来が結果を大きく左右します。
本書では,経験豊かな建設コンサルタントである著者が,説得力ある技術提案の方法をわかりやすく解説。技術提案力アップによる受注力強化を援護いたします。
このような方におすすめ
建設会社経営幹部、工事部門長、現場管理人など
目次
主要目次
1章 読みやすい技術提案の書き方
2章 技術的着眼点の見つけ方
3章 技術的発想力の磨き方
4章 テーマ別技術提案の書き方
5章 ヒアリング、プレゼンテーションの対応方法
詳細目次
1章 読みやすい技術提案の書き方
1 理科系の作文技術の基本
理科系と文科系の文章の違いとは
理科系文章の心得
2 読みやすい文章を書く
一目でわかる文章を書く
主語と述語を明快にする
3 漢字とかなを使い分けよう
4 きちんと伝わる文章を目指せ
箇条書きのコツ
一目でわかる表題をつけるコツ
きちんと伝えるコツ
はっきりと言い切るコツ
5 添削して文章を磨け
主語と述語の関係を見直す
誤解されない文章にする
図表を活用する
6 事実と意見を混同するな
一般論と事実と意見
一般論・事実・意見を明確にする
技術提案は「事実」で記載する
2章 技術的着眼点の見つけ方
1 技術的着眼点をはずさない
技術的着眼点とは
創造力と発想力
創造力5つのポイント
2 ポイント1 現場、現物主義で考えよ
現場、現物(図面)をいかにして見るか
現場、現物(図面)から何を読み取るか
「安全」と「環境」
「品質」と「工程」
現場踏査と図面調査をしよう
現場踏査、図面調査結果をまとめる
3 ポイント2 相手の「不」を考えよ
相手の「不」を知る
「不」は潜在化しており、かつ変化する
「不安」・「不備」三段活用
4 ポイント3 相手の「快」を考えよ
「不」と「快」を知る
「満足」を超える「感動」を提案する
「満足」を超える行動をする
「プラス」の活動をする
「快」を与える技術提案
5 ポイント4 技術的論理性を考えよ
各テーマの技術的論理性
6 ポイント5 工程・地図思考でとらえよ
頭の中で情景をイメージして考える
「工程・地図思考」で技術提案を書く
技術的着眼点抽出具体的事例
技術的着眼点を絞り込む
7 技術的着眼点を抽出しよう
事例1:学校新設工事の場合
事例2:漁港建設工事の場合
事例3:河川改修工事の場合
3章 技術的発想力の磨き方
1 技術的発想力を磨け
発想力5つのポイント
2 ポイント1 脳の機能を活かせ
すぐに考え、早く決断せよ
成果をあげる発想方法
3 ポイント2 着想、連想、発想、予想
4段階で具体策を立案
4 ポイント3 標準を超えよ
標準を超える技術提案を作成するための3つのステップ
5 ポイント4 新技術と既存技術を組み合わせよ
NETIS(ネティス)とは
新技術の探し方
6 ポイント5 管理技術で考えよ
4章 テーマ別技術提案の書き方
1 創造力5つのポイントと発想力5 つのポイント
2 コンクリート品質
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
コンクリート工学について
3 盛土品質
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
土質工学について
4 自然環境(水質汚濁)
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
水質汚濁防止法
5 自然環境(大気汚染)
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
大気汚染防止法
6 周辺環境
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
騒音規制法
振動規制法
7 労働者に対する安全対策
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
8 近隣住民、周辺に対する安全対策
STEP1 着眼点の抽出
STEP2 対策の立案
5章 ヒアリング、プレゼンテーションの対応方法
1 コミュニケーションの5段階
個人のヒアリング対応力を上げよう
2 ポイント1 親密力アプローチ
第一印象が大切
3 ポイント2 調査力リサーチ
相手の期待を知る
想定質問を考える
4 ポイント3 資料表現力プレゼンテーション
「わからせる」より「惚れさせる」
魅せるプレゼンテーション資料 17のポイント
5 ポイント4 発表表現力プレゼンテーション
プレゼン構成
プレゼン基本パターン
印象に残る話し方のポイント
6 ポイント5 質疑応答力クロージング
質疑応答のための10のポイント
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