内容紹介
最新の太陽光発電技術を最先端で活躍する技術者がわかりやすく解説
太陽光発電は地球温暖化問題や化石エネルギーの枯渇を背景に導入が進み、メガソーラーや住宅用太陽光発電などの導入が注目を集めています。
本書では、次世代型太陽電池含めて最新技術の動向を最先端で活躍する技術者・研究者45人がわかりやすく解説しています。
このような方におすすめ
太陽電池の研究者・技術者、電気電子や電気化学等の学生・院生、太陽光発電関連のメーカー、施工業者、太陽光発電に関心のある一般読者
目次
主要目次
第1章 太陽光発電・総論
第2章 実用化進む太陽電池開発の現状と将来展望
第3章 次世代型太陽電池開発の現状と将来
第4章 キーとなる太陽電池製造技術の最新動向
第5章 太陽電池の検査・測定・評価技術
第6章 太陽光発電システム構成と設計・施工技術
詳細目次
はじめに
執筆者一覧
第1章 太陽光発電・総論
1-1 新たな飛躍の時代を迎えた太陽光発電 -課題と展望-
1-2 次世代型太陽電池開発の現状と将来
1-3 世界の太陽光発電システム普及・市場動向と太陽電池生産企業
1-4 国内外の太陽光発電研究開発の方向性とロードマップ
1-5 太陽電池モジュールに求められる価値の変化
1-6 メガソーラー発電システムの最新技術動向
1-7 逼迫するシリコン太陽電池材料の需給状況
第2章 実用化進む太陽電池開発の現状と将来展望
2-1 激化する太陽電池の開発競争 -材料・構造-
2-2 結晶(単結晶・多結晶)シリコン太陽電池
2-3 薄膜シリコン(アモルファス・微結晶・合金系)太陽電池
2-4 Ⅲ-Ⅳ族化合物太陽電池 -超高効率太陽電池-
2-5 CIS/CIGS太陽電池 -少ない材料で高性能な薄膜太陽電池-
2-6 CdTe太陽電池
2-7 シャープにおける結晶シリコン太陽電池開発
2-8 三洋電機におけるHIT太陽電池開発
2-9 三菱重工業における微結晶タンデム型太陽電池開発
2-10 富士電機におけるフィルム型アモルファス太陽電池開発
2-11 ホンダソルテックにおけるCIGS系太陽電池開発
2-12 昭和シェル石油におけるCIS系薄膜太陽電池開発
2-13 集光型太陽電池
第3章 次世代型太陽電池開発の現状と将来
3-1 有機薄膜型太陽電池
3-2 色素増感太陽電池
3-3 量子ドット太陽電池
3-4 三菱化学における有機太陽電池開発
3-5 蒸着による有機薄膜太陽電池開発
3-6 球状シリコン太陽電池
3-7 あらゆる方向からの光で発電可能な,球状太陽電池スフェラー
3-8 アイシン精機・豊田中央研究所における色素増感太陽電池開発
3-9 全固体色素増感太陽電池の開発事例
第4章 キーとなる太陽電池製造技術の最新動向
4-1 アプライドマテリアルズの薄膜シリコン太陽電池製造ラインSunFab
4-2 太陽電池向けシリコンウェハ製造技術 -ウェハスライス工程での歩留り向上,セルモジュール工程の高品質化-
4-3 化合物薄膜太陽電池の超低コスト製造プロセス
4-4 太陽電池の電極材料と形成技術
4-5 印刷による色素増感太陽電池の製造技術
4-6 有機薄膜型太陽電池の製造技術
4-7 大日本印刷における太陽電池用バックシートの開発
4-8 太陽電池用EVA樹脂封止材
第5章 太陽電池の検査・測定・評価技術
5-1 太陽電池性能の評価技術と現状
5-2 太陽光発電効率評価技術と装置開発
第6章 太陽光発電システム構成と設計・施工技術
6-1 太陽光発電系統連系技術
6-2 太陽光発電システムの導入 -補助金申請から設計・施工・運用まで-
6-3 グローバル太陽光発電システムによるエネルギー供給 -ジェネシス計画-
索引
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