内容紹介
・工学応用へ進むにあたっての電気電子・情報通信系の基礎科目
・「符号理論」を代数系の復習から現場で役立つ最新理論まで取り扱う入門書
・Webサイトと協調学習が出来ます
・符号理論とは、情報を符号化して通信を行う際の効率と信頼性についての理論で、代数や情報理論と密接にかかわっている。
・本書は、情報通信工学だけでなく、数理工学、ソフトウェア科学へも適用できるよう、代数系の復習から符号化に関連する応用数学、誤り訂正符号、その代表的な手法を学ぶ。
このような方におすすめ
線形代数の基礎、微積など学部1年で習得していることを前提に
・情報理工系の学部2,3年生
・電気電子工学系3、4年生
・企業の初級中級技術者(再教育用テキスト)
目次
主要目次
1章 線形代数と線形符号
2章 線形符号の特徴
3章 線形符号の最小距離と誤り訂正能力
4章 シンドローム複合法と誤り訂正符号の限界
5章 重み分布とMacWilliamsの恒等式
6章 群
7章 環
8章 体と多項環
9章 有限体の性質
10章 リード・ソロモン符号
11章 リード・ソロモン符号の復号法
12章 リード・ソロモン符号の復号法2
13章 巡回符号
14章 BCH符号
15章 BCH符号とRS符号の関係