内容紹介
人工心臓の開発秘話、医療現場をルポルタージュ
わが国の人工心臓の開発をリードしてきた研究者たちへの取材を重ね、開発の歴史を紐解くとともに、移植医療との連携技術など最近の人工心臓技術についてわかりやすく解説。さらに、人工心臓をとりまく社会環境の変化などをレポートする。
このような方におすすめ
医工連携にかかわる技術者、研究者。医療従事者 「心臓病」に感心をもつ一般読者
目次
主要目次
プロローグ
第1章 移植まで1000日
第2章 心臓にメスが入った日
第3章 日本の人工心臓を引っ張った男
第4章 東大で暮らすヤギ
第5章 アメリカに渡ったサムライ
第6章 拍動のない人工心臓に挑む
第7章 三位一体の心臓治療へ向けて
第8章 患者を家に帰したい
第9章 国産人工心臓、ヨーロッパへ
第10章 日本人の胸に入った国産デバイス
第11章 心臓病の子どもを救え
第12章 世界最小の人工心臓
第13章 心臓の再生医療
第14章 虚血性心臓病治療に光がみえた
第15章 傷ついた心臓を修復する
エピローグ
あとがき
参考文献・索引