内容紹介
データ放送の全貌理解と規格書を読むための知識をこの1冊で
BS/地上デジタル放送で開始されたデータ放送技術の入門書として解説する。データ放送は,MPEG,W3C,ARIBなどの規格が複雑にからみあってできており全貌の理解は容易ではないので、この全貌を理解できるように主要技術をやさしく説明している。
地上デジタル放送開始以前の2002年2月に発行した「データ放送技術読本」をベースにしつつ最近の状況を踏まえて新たに書き起こした書。特に、地上デジタル放送、携帯サービス、サーバー型放送、海外の進展も踏まえ、BSと地上の相違点も明確に説明している。また、用語や部分的な理解を深めるためのコラムを充実させている他、参照規格、参考文献も付けている。
このような方におすすめ
データ放送の概要を知りたい人、データ放送の規格書を読む上で必要な知識を得たい人で放送局、プロダクション、メーカーの技術者。
目次
主要目次
第1章 デジタル放送とデータ放送
第2章 デジタル受信機
第3章 BMLデータ放送コンテンツ
第4章 データ放送の伝送
第5章 双方向サービス
第6章 字幕,文字スーパー
第7章 EPG
第8章 ダウンロード
第9章 地上デジタル携帯受信機向けサービス
第10章 サーバー型放送
第11章 諸外国の動向
付録:参照規格、参考文献