内容紹介
APNプレミアティアコンサルティングパートナーの渾身の1冊
2021年5月、 アマゾンウェブサービス(AWS)が認定する「APN Ambassador」に本書執筆者の北村明彦先生が選出されました。
また、AWSジャパンが選出する「2021 APN AWS Top Engineers」に、本書執筆者の安斎寛之先生が選出されました(富士ソフトでは安倍大平先生、森田和明先生の計3名が選出)。
力のある執筆陣の書籍です。ぜひ、ご一読ください。
企業情報システムではクラウドに構築するシーンが多くみられますが、オンプレミスとしているシステムも多数あります。本書は、現在オンプレミスで運用している情報システム担当者にむけ、クラウド移行のポイントをまとめたものです。クラウドとオンプレミスの連携や、移行の7Rなど、コンパクトにポイントを押さえた解説で、全体像が手にとるようにわかります。
目次
主要目次
第1章 パブリッククラウドの利用
第2章 コスト試算
第3章 移行方法の検討
第4章 クラウド化成功のためのガイドライン作成
第5章 AWSアカウントの開設のポイント
第6章 クラウド利用の2大構成
第7章 クラウドならではの可用性
第8章 責任範囲
第9章 ネットワークの設計と構成
第10章 運用・保守の検討
第11章 教育
第12章 AWSの各サービス解説
用語集
詳細目次
はじめに
目次
第1章 パブリッククラウドの利用
1.1 クラウド利用のメリット・デメリット
1.2 目標を定める
1.3 2025年の崖
1.4 Mode2という考え方
1.5 クラウド導入の障壁
1.6 クラウドへの移行の流れ
第2章 コスト試算
2.1 現在のTCOの算出
2.2 利用サービスの検討
2.3 AWS利用料の試算
2.4 移行費用の試算
第3章 移行方法の検討
3.1 移行の7R
3.2 リロケート・・・場所替え
3.3 リホスト・・・ホスト替え
3.4 リプラットフォーム・・・乗せ換え
3.5 リパーチェス・・・買い替え
3.6 リファクタ/リアーキテクチャ・・・再設計
3.7 リテイン・・・現状維持
3.8 リタイア・・・廃止
第4章 クラウド化成功のためのガイドライン作成
4.1 ガイドライン作成の範囲
4.2 ガイドライン作成の体制
4.3 ガイドライン作成の進め方
第5章 AWSアカウントの開設のポイント
5.1 AWSアカウントの開設方法
5.2 AWSパートナーについて
5.3 アカウント構成について
第6章 クラウド利用の2大構成
6.1 フルクラウド構成
6.2 ハイブリッド構成
6.3 先進的な構成例
第7章 クラウドならではの可用性
7.1 リージョンとアベイラビリティゾーン
7.2 可用性
7.3 負荷分散
7.4 自動復旧
第8章 責任範囲
8.1 責任共有モデル
8.2 AWSが担保する範囲
8.3 ユーザが担保する範囲
第9章 ネットワークの設計と構成
9.1 AWSにおけるネットワーク設計
9.2 アベイラビリティゾーン(AZ)を跨ぐ通信
9.3 リージョン間の通信
9.4 オンプレミスとの接続
9.5 他のアカウントのAmazon VPCへの接続
第10章 運用・保守の検討
10.1 バックアップ
10.2 監視
10.3 監査
10.4 標準化
10.5 自動化
10.6 コスト最適化
第11章 教育
11.1 目指すべきスキル
11.2 おすすめの学習法
11.3 AWSの資格制度
第12章 AWSの各サービス解説
12.1 AWS全体像
12.2 移行計画・実施・マネジメント
12.3 コンピューティング系サービス
12.4 ネットワーキング系サービス
12.5 ストレージ系サービス
12.6 コンテンツ配信系サービス
12.7 データベース系サービス
12.8 分析系サービス
12.9 データ転送系サービス
12.10 コンテナ系サービス
12.11 サーバレス系サービス
12.12 デベロッパーツール系サービス
12.13 セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス
12.14 機械学習系サービス
12.15 カスタマーエンゲージメント系サービス
12.16 VMware Cloud on AWSとAWS Outposts
用語集
索引
執筆者紹介
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