内容紹介
ソフトウェア品質に関する膨大な技術を整理、体系化
本書は、ソフトウェア、ITシステムの専門家である著者らが長年取り組んできたソフトウェアの品質について体系立てて整理し、簡潔に解説したものです。第1版発行から13年、第2版から6年が経過し、ソフトウェアを取り巻く環境は大きく変化しました。これを踏まえ、従来の内容を見直し、最新の技術(AI、IoTなど)の品質についても大幅に加筆しました。本書の情報をもとに、ソフトウェアの品質がどのようなものであるのか、どのように品質を確保するか、といった検討が可能になります。ソフトウェアに携わるすべての方におすすめの一冊です。
このような方におすすめ
ソフトウェア開発者、管理者、品質保証に携わる技術者など
目次
主要目次
序章 SQuBOKガイド 概略
第1章 ソフトウェア品質の基本概念
第2章 ソフトウェア品質マネジメント
第3章 ソフトウェア品質技術
第4章 専門的なソフトウェア品質の概念と技術
第5章 ソフトウェア品質の応用領域
詳細目次
序章 SQuBOKガイド 概略
第1章 ソフトウェア品質の基本概念
1.1 品質の概念
1.2 品質マネジメントの概念
1.3 ソフトウェアの品質マネジメントの特徴
第2章 ソフトウェア品質マネジメント
◆組織レベルのソフトウェア品質マネジメント
2.1 ソフトウェア品質マネジメントシステムの構築と運用
2.2 ライフサイクルプロセスのマネジメント
2.3 ソフトウェアプロセス評価と改善
2.4 検査のマネジメント
2.5 監査のマネジメント
2.6 教育および育成のマネジメント
2.7 法的権利および法的責任のマネジメント
◆プロジェクトレベル(共通)のソフトウェア品質マネジメント
2.8 意思決定のマネジメント
2.9 調達のマネジメント
2.10 リスクマネジメント
2.11 構成管理
2.12 プロジェクトマネジメント
◆プロジェクトレベル(個別)のソフトウェア品質マネジメント
2.13 品質計画のマネジメント
2.14 要求分析のマネジメント
2.15 設計のマネジメント
2.16 実装のマネジメント
2.17 レビューのマネジメント
2.18 テストのマネジメント
2.19 品質分析および評価のマネジメント
2.20 リリース可否判定
2.21 運用および保守のマネジメント
第3章 ソフトウェア品質技術
◆工程に共通なソフトウェア品質技術
3.1 メトリクス
3.2 モデル化の技法
3.3 形式手法
◆工程に個別なソフトウェア品質技術
3.4 要求分析の技法
3.5 設計の技法
3.6 実装の技法
3.7 レビューの技法
3.8 テストの技法
3.9 品質分析および評価の技法
3.10 運用および保守の技法
第4章 専門的なソフトウェア品質の概念と技術
4.1 ユーザビリティ
4.2 セーフティ
4.3 セキュリティ
4.4 プライバシー
第5章 ソフトウェア品質の応用領域
5.1 人工知能システムにおける品質
5.2 IoTシステムにおける品質
5.3 アジャイル開発とDevOpsにおける品質
5.4 クラウドサービスにおける品質
5.5 オープンソースソフトウェア利活用における品質
続きを見る