内容紹介
Rでさまざまな経済の構造を数量化する!
計量経済学とは、経済データにもとづいて、さまざまな経済の構造を数量的なモデルとして定式化し、経済理論を検証する学問です。
本書は、Rを使って統計学の理論や理論経済学を簡潔に解説しながら、Rの手順・アウトプットの解釈を丁寧に解説した『Rによる計量経済学』(2009年1月発行)の改訂版です。新しいRのバージョンに対応するとともに、解説の見直し、練習問題の追加などにより、よりわかりやすい教科書になっています。
このような方におすすめ
・Rで経済理論を学びたい人
・経済学部、経営学部、社会学部等の文系学生
目次
主要目次
第1章 経済学と計量分析
第2章 計量経済学とは
第3章 単純回帰分析
第4章 回帰式の説明力と仮説検定
第5章 自己相関
第6章 不均一分散
第7章 重回帰分析
第8章 多重共線性と変数選択
第9章 構造変化、理論の妥当性のテスト
第10章 同時方程式体系
付録
詳細目次
はじめに
改訂にあたって
第1章 経済学と計量分析
1.1 経済分析における計量分析の増加
1.2 経済分析と経済理論
1.3 経済理論の必要性
1.4 統計分析と経済理論
1.5 経済分析の3 つの柱と計量経済学
練習問題
第2章 計量経済学とは
2.1 経済学と計量経済学
2.2 社会科学と実証
2.3 計量経済学の発展
練習問題
第3章 単純回帰分析
3.1 最小2 乗法
3.2 関数の特定化と回帰分析
3.3 R による単純回帰分析
3.4 同じことをExcel でやると
まとめ
練習問題
第4章 回帰式の説明力と仮説検定
4.1 決定係数
4.2 回帰係数の信頼性
4.3 回帰係数の有意性の仮説検定
まとめ
練習問題
第5章 自己相関
5.1 自己相関
5.2 自己相関の検定
5.3 自己相関への対処
5.4 同じことをExcel でやると
5.5 一般化最小二乗法による推定
まとめ
練習問題
コラム R で拡張機能のインストール
第6章 不均一分散
6.1 古典的最小2 乗法の仮定と不均一分散
6.2 不均一分散の検定
6.3 不均一分散への対処
6.4 同じことをExcel でやると
6.5 一般化最小二乗法による推定
まとめ
練習問題
第7章 重回帰分析
7.1 重回帰分析
7.2 回帰係数の仮説検定
7.3 重回帰分析における回帰式の説明力
まとめ
練習問題
第8章 多重共線性と変数選択
8.1 重回帰分析と多重共線性
8.2 多重共線性の検討
8.3 多重共線性への対処
8.4 変数選択
まとめ
練習問題
第9章 構造変化、理論の妥当性のテスト
9.1 ダミー変数
9.2 R による推定
9.3 構造変化のテスト
まとめ
練習問題
第10章 同時方程式体系
10.1 識別問題
10.2 構造方程式と誘導形
10.3 同時方程式体系の推定
10.4 R のパッケージによる推定
10.5 同じことをExcel でやると
まとめ
練習問題
付録
付録A(Rのインストール)
付録B(練習問題解答)
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