内容紹介
Chainerのバージョン2でディープラーニングのプログラムを作る
本書はChainer を使ってディープラーニングのプログラムの作り方を示すものです。ディープラーニングは複雑なネットワークで表現された関数の回帰の問題と見なせます。そしてこのような問題は勾配法で解きます。この観点から Chainer によるプログラムの作成法を示しました。Chainerが2にバージョンアップしたため、2に対応し発行するものです。畳み込みニューラルネットワークについても解説しています。
このような方におすすめ
Deep Learning を勉強している理科系の大学生
データ解析を業務としている技術者
目次
主要目次
はじめに
第0章 Chainer とは
第1章 NumPy で最低限知っておくこと
第2章 ニューラルネットのおさらい
第3章 Chainer の使い方
第4章 Chainer の利用例
第5章 Trainer
第6章 Denoising AutoEncoder
第7章 Convolution Neural Network
第8章 word2vec
第9 章Recurrent Neural Network
第10章 翻訳モデル
第11章 Caffe のモデルの利用
第12章 GPU の利用
参考文献
ソースプログラム
詳細目次
はじめに
第0章 Chainer とは
第1章 NumPy で最低限知っておくこと
1.1 配列の生成
1.2 配列の加工
1.3 配列に対する演算
1.4 配列の保存と読み出し
第2章 ニューラルネットのおさらい
2.1 モデル
2.2 確率的勾配降下法と誤差逆伝播法
2.3 ミニバッチ
2.4 分類問題への応用
第3章 Chainer の使い方
3.1 計算グラフと順伝播・逆伝播
3.2 基本オブジェクト
3.2.1 Variable
3.2.2 functions
3.2.3 links
3.3 Chain クラス
3.4 optimizers
第4章 Chainer の利用例
4.1 全体図
4.2 Iris データ
4.3 基本的なプログラム
4.4 ミニバッチ
4.5 誤差の累積
4.6 softmax
4.7 softmax cross entropy
4.8 ロジスティック回帰
第5章 Trainer
5.1 Trainer を利用する場合の全体
5.2 tuple data set
5.3 学習部分
5.4 iterators のみの使用
第6章 Denoising AutoEncoder
6.1 AutoEncoder(AE)
6.2 Denoising AutoEncoder(DAE)
第7章 Convolution Neural Network
7.1 NN とCNN
7.2 畳み込み
7.3 プーリング
7.4 学習の対象
7.5 NN による画像識別
7.6 CNN による画像識別
第8章 word2vec
8.1 分散表現
8.2 モデルの式
8.3 計算のためのネットワーク
8.4 Chainer によるword2vec の実装
8.5 システムから提供されている関数の利用
第9 章Recurrent Neural Network
9.1 時系列データに対するRNN9.2 言語モデル
9.3 RNNLM のネットワーク
9.4 Chainer によるRNNLM の実装
9.5 言語モデルの評価
9.6 LSTM
9.7 Chainer によるLSTM の実装.
9.8 システムから提供されている関数の利用.
9.9 GRU
9.10 RNN のミニバッチ処理
9.11 NStepLSTM によるミニバッチ処理
第10章 翻訳モデル
10.1 Encoder-Decoder 翻訳モデル
10.2 訓練データの準備
10.3 Chainer によるEncoder-Decoder 翻訳モデルの実装
10.4 翻訳処理
10.5 Attention の導入
第11章 Caffe のモデルの利用
11.1 Caffe のモデルの取得
11.2 Chainer からのCaffe のモデルの利用
11.3 入力データの処理
11.4 出力データの処理
11.5 GoogLeNet の利用
第12章 GPU の利用
12.1 GPU 対応
12.2 GPU の選択
12.3 CUDA のインストール
12.4 cuDNN のインストール
12.5 CuPy
12.6 GPU 導入の効果の確認
12.7 Chainer でのGPU の利用方法
参考文献
ソースプログラム
索引
続きを見る