内容紹介
大きな文字で読みやすいワイド版!
実務者の方々のご要望にお応えしたB5サイズで登場!
本書は『JISにもとづく機械設計製図便覧(第12版)』(2015年11月発行)を底本として、判型をB6からB5に拡大した目にやさしい「ワイド版」です。
設計・製図を一体とした「実用的ハンドブック」の求めに応じて企図された本書は、1955年の初版発行以来、全国の機械設計技術者から高く評価されてきました。
機械系に必須のJIS規格を網羅し、機械の設計と製図のつながりに留意しながら、実際の生産に即した例を豊富な図表によって解説し、実務上の工作知識も併せて記載しています。
機械系の設計者、製図者、工作技術者、機械系の学生のみなさんの日常業務・勉学において、便利に活用できるようにまとめた必携書です。
第12版では、17章「機械製図」を
最新JIS製図総則(JIS Z 8310:2010)、機械製図(JIS B 0001:2010)に対応させることを主眼とし、同時に溶接記号(JIS Z 3021:2010)、歯車製図(JIS B 0003:2012)等、2015年7月時点での最新JIS規格にもとづいて見直しを行いました。
生産と教育の現場において、実用的な機械設計便覧として広く活用されているロングセラーを実務と学習にお役立てください。
このような方におすすめ
機械系の学生および機械系業務従事者(初学者からベテラン技術者)
機械系(大学、高専、専門学校、工業高校)の学校でのサブテキスト
公立図書館、学校図書館、官公庁、機械系企業など
目次
主要目次
1章 諸単位(単位系について 国際単位系について 他)
2章 数学(代数 三角関数 平面曲線)
3章 力学(力のモーメント 力の合成と分解およびつり合い 他)
4章 材料力学(応力 はり ねじり 薄肉円筒および球 他)
5章 機械材料(金属材料について 金属材料試験 他)
6章 機械設計製図者に必要な工作知識(機械設計製作の工程 他)
7章 幾何画法(平面幾何画法 投影画法)
8章 締結用機械要素の設計(ねじ ねじ部品 キー ピン 他)
9章 軸、軸継手およびクラッチの設計(軸 軸継手 クラッチ)
10章 軸受の設計(軸受の種類 すべり軸受 ころがり軸受 他)
11章 伝動用機械要素の設計
(歯車 スプラインとセレーション 他)
12章 緩衝および制動用機械要素の設計
(ばね ショックアブソーバ ブレーキ)
13章 リベット継手、溶接継手の設計
(リベットおよびリベット継手 溶接継手)
14章 配管および密封装置の設計(管 管の強さ 管継手 弁 他)
15章 ジグおよび取付具の設計(ジグ 取付具 他)
16章 寸法公差およびはめあい
(はめあいについて 寸法許容差のとり方 はめあいの適用)
17章 機械製図(機械製図とは 表面性状の図示方法 他)
18章 CAD製図(CADとは CADのハードウェア 他)
19章 標準数(標準数について 標準数に関する用語と記号 他)
付録 各種の数値および資料(各種単位換算表 硬さ間の関係表の例 他)