内容紹介
独りで解けるようになる! 電気回路の“独解”テキスト
本書は、どのように電気回路の勉強を進めればよいかが分からない学生を主たる対象に、豊富に例題をちりばめてまとめた教科書です。
ところどころに配された例題を独りで解けるように、ていねいな解説を行っています。本書を読み進めながら、例題を解いていけば、電気回路の力が身につくようになっています。
章末の練習問題は100点満点に配点されており、また詳しい解説もつけているので、実力のチェックもできるようになっています。
このような方におすすめ
○電気・電子・情報系の大学学部1,2年生,高専生
○回路の計算はできるが,理論について理解が浅い学生
目次
主要目次
1章 電気の基本は直流回路 ―電流・電圧・抵抗―
2章 回路中の電流・電圧の関係―キルヒホッフの法則―
3章 回路を効率よく解いてみよう ―回路方程式―
4章 抵抗をまとめて回路を簡単に ―合成抵抗―
5章 エネルギーの供給源 ―電源―
6章 複雑な回路を解くテクニック ―回路の諸定理―
7章 時間とともに変化する電流 ―交流電流・交流電圧―
8章 回路を構成する抵抗以外の素子 ―キャパシタとインダクタ―
9章 交流の表し方 ―フェーザ法―
10章 交流でも直流と同じ性質―交流回路の諸定理―
練習問題の解答
詳細目次
1章 電気の基本は直流回路 ―電流・電圧・抵抗―
1.1 電気とは
1.2 電流と電圧
1.3 直流と交流
1.4 抵抗の性質 / オームの法則
1.5 抵抗で消費する電力
練習問題
2章 回路中の電流・電圧の関係―キルヒホッフの法則―
2.1 電気回路における節点・枝・閉路
2.2 キルヒホッフの電流則(KCL)
2.3 キルヒホッフの電圧則(KVL)
練習問題
3章 回路を効率よく解いてみよう ―回路方程式―
3.1 閉路方程式
3.2 節点方程式
練習問題
4章 抵抗をまとめて回路を簡単に ―合成抵抗―
4.1 抵抗の直列接続と分圧
4.2 抵抗の並列接続と分流
4.3 Δ-Y 変換
練習問題
5章 エネルギーの供給源 ―電源―
5.1 電圧源
5.2 電流源
5.3 電源の変換
5.4 電圧源を含む回路に対する節点方程式
練習問題
6章 複雑な回路を解くテクニック ―回路の諸定理―
6.1 回路の対称性と等電位性
6.2 重ねの理
6.3 テブナンの定理と整合条件
練習問題
7章 時間とともに変化する電流 ―交流電流・交流電圧―
7.1 周波数・振幅・波形
7.2 瞬時値
7.3 平均値
7.4 平均電力
7.5 実効値
練習問題
8章 回路を構成する抵抗以外の素子 ―キャパシタとインダクタ―
8.1 キャパシタ
8.2 インダクタ
8.3 キャパシタ,インダクタの電圧と電流との関係
練習問題
9章 交流の表し方 ―フェーザ法―
9.1 複素数
9.2 オイラーの公式
9.3 フェーザ法
9.4 電力
練習問題
10章 交流でも直流と同じ性質―交流回路の諸定理―
10.1 重ねの理
10.2 テブナンの定理
10.3 交流ブリッジ
10.4 共振
練習問題
練習問題の解答
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