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浅田孝 つくらない建築家、日本初の都市プランナー

浅田孝 つくらない建築家、日本初の都市プランナー

  • 著者笹原 克
  • 定価3,080円 (本体2,800円+税)
  • 判型A5
  • 266頁
  • ISBN978-4-274-21538-4
  • 発売日2014/04/25
  • 発行元オーム社
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内容紹介

建築家・都市プランナー浅田孝の全貌を記した初の書!

日本はいま、新たな国土・都市計画のコンセプトを必要としている。彼は、21世紀=「都市の時代」を先取りしていた――。
膨れ上がる人口、郊外化する地方、足りなくなる土地、パンクする交通…。
戦後日本の「爆発的に成長する都市」において実践された、都市を有機的・動態学的に捉える方法論とは――。
 浅田孝は、南極昭和基地を設計し、横浜市の都市計画の骨格をつくり、世界デザイン会議や大阪万博、沖縄海洋博をプロデュース、さらには四国に橋(瀬戸大橋)をかける提案をした人物として知られています。本書では、分野の垣根を超えた多岐にわたる浅田の仕事をそれぞれ評価軸を設定した章で構成し、多視点的に描き出しています。
 かつてないほど人口が膨れ上がった戦後の日本において、「都市とはどうあるべきか」に真正面から立ち向かった浅田孝の姿は、人口減少、縮小時代といわれている今の日本にとっても大きな示唆を与えるものとなるでしょう。直筆のスケッチや浅田が大事にしていたアルバム等の貴重資料を多数収録、付録には環境開発センターOB/OGによる寄稿集を掲載しています。

目次

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