内容紹介
バイオマスエネルギーの基礎から利用システムまで最新技術を収録!
バイオマスの導入に際して理解しておくべき基礎的な知見の解説から、化学工学的な単位操作やプロセス設計等に関する実務上のノウハウまでを、実例に即して系統的に解説するハンドブックです。
・プロセス設計の初歩を理解できます。
・基礎的な考え方、専門的な理論の両面から記述しています。
・化学工学的なものの見方を系統的に解説しています。
・収支論、平衡論、速度論等についても平易に解説しています。
このような方におすすめ
・バイオマス導入の検討に携わる技術者・研究者・自治体職員等
・関連装置設計・開発を担当する技術者・研究者等
・資源エネルギー系、機械工学系、環境系などの大学生・大学院生
目次
主要目次
第1部 単位操作編
第1章 化学工学の概要
第2章 基礎物性
第3章 単位操作(前処理・後処理)
第4章 単位操作(変換)
第2部 プロセス編
第1章 化学工学の基礎
第2章 プロセス事例
付録
索引
詳細目次
第1部 単位操作編
第1章 化学工学の概要
1.1.1 収支論・平衡論・速度論・装置設計論
1.1.2 流動
1.1.3 伝熱
1.1.4 反応器
1.1.5 生物反応
第2章 基礎物性
1.2.1 組成
1.2.2 熱力学的量
1.2.3 移動特性
1.2.3 伝熱・加熱
1.2.3 スラリー流動・伝熱
第3章 単位操作(前処理・後処理)
1.3.1 固体ハンドリング
1.3.2 スラリーハンドリング
1.3.3 熱交換
1.3.4 収穫・摘果
1.3.5 パームの摘果と収集
1.3.6 さく汁
1.3.7 乾燥
1.3.8 濃縮
1.3.9 脱水・固液分離
1.3.10 水分抽出
1.3.11 破砕
1.3.12 粉砕
1.3.13 成形
1.3.14 タール除去
1.3.15 ガスエンジン
1.3.16 間接液化
1.3.17 水素改質
1.3.18 蒸煮
1.3.19 集じん
1.3.20 水熱前処理
1.3.21 メタンガス脱硫
1.3.22 発酵残渣処理・排水処理
1.3.23 酵素糖化
1.3.24 水熱糖化
1.3.25 酸糖化
1.3.26 アルカリ蒸解・酵素糖化
1.3.27 爆砕糖化
1.3.28 エタノール膜分離
1.3.29 エタノールゼオライト乾燥
1.3.30 エタノールの濃縮蒸留・脱水蒸留
1.3.31 液洗浄
4章 単位操作(変換)
1.4.1 燃焼(ペレットストーブ)
1.4.2 燃焼(小型ボイラ)
1.4.3 燃焼(ボイラ)
1.4.4 ガス化(固定床)
1.4.5 ガス化(流動層)
1.4.6 ガス化(噴流床)
1.4.7 ガス化(ロータリーキルン)
1.4.8 急速熱分解
1.4.9 炭化
1.4.10 水熱ガス化
1.4.11 直接液化
1.4.12 メチルエステル化
1.4.13 メタン発酵
1.4.14 エタノール発酵
1.4.15 アセトン・ブタノール発酵
1.4.16 水素発酵
1.4.17 堆肥化
1.4.18 飼料化
1.4.19 バイオプラスチック
第2部 プロセス編
第1章 化学工学の基礎
2.1.1 効率計算
2.1.2 ライフサイクルアセスメント(LCA)
2.1.3 コスト計算
2.1.4 土地利用
2.1.5 生物多様性
第2章 プロセス事例
2.2.1 直接燃焼熱利用
2.2.2 直接燃焼発電
2.2.3 糖からのエタノール発酵
2.2.4 リグノセルロースからのエタノール発酵
2.2.5 メタン発酵
付録
1 単位
2 元素の周期表
3 化学物質一覧
4 基本的な化学物質の熱力学関数
5 学名について
6 バイオマス利用に関する生物の二名式学名
7 化石資源の発熱量ならびに可採年数
8 世界のエネルギー需要予測
9 世界の人口増加予測
10 関連法規
11 関連年表
12 バイオマスに関する書籍・ホームページ
付録
索引
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