内容紹介
特許実務者のためのクレーム作成マニュアルの決定版!!
特許出願に際し最も重要である特許請求の範囲(クレーム)の作成マニュアルです。クレームは、権利付与の内容が画定される重要な役目を占めます。どんなに良い発明であってもクレームが稚拙であれば、審査過程や権利行使時に大きな不利益を被ります。
本書では、高品質のクレームを起草するための前提として発明の本質の把握の仕方を解説するとともに、多くの実例を題材としてクレームの起草の仕方を解説します。
目次
主要目次
1章 本書の狙い
2章 クレーム(特許請求の範囲)の意義
3章 クレームの構成と骨格
4章 発明へのアプローチの仕方
5章 クレーム作成の実践
6章 クレームと明細書との整合の取り方
7章 国内優先権主張出願におけるクレームの立て方
詳細目次
1章 本書の狙い
2章 クレーム(特許請求の範囲)の意義
2.1 出願書類における位置付け
2.2 特許発明の技術的範囲との関係
2.3 判例におけるクレームの取扱い
2.4 多面的クレームの意義
3章 クレームの構成と骨格
3.1 クレームのスタイル
3.2 クレームを構成する要素
3.3 独立クレームと従属クレームとの関係
3.4 機能的記載の是非
3.5 クレームと作用・効果との関係
3.6 形式的記載要領
4章 発明へのアプローチの仕方
4.1 アプローチの重要性
4.2 従来技術との境界の考え方
4.3 クレームの記載の留意点
4.4 各アプローチの概観
5章 クレーム作成の実践
5.1 本質的アプローチ
5.2 技術的アプローチ
5.3 侵害対策的アプローチ
5.4 外国出願対策用アプローチ
5.5 作成したクレームのチェックの仕方
6章 クレームと明細書との整合の取り方
6.1 出願書類の起草順序
6.2 クレームの記載が実施の形態より広い場合
6.3 クレームアップを前提とした実施の形態の記載
6.4 使用文言の整合性
6.5 サンプル明細書、クレーム(特許請求の範囲)、要約書および図面(鉛筆発明 を例として)
7章 国内優先権主張出願におけるクレームの立て方
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