内容紹介
今知りたい放射性物質の環境への挙動、生態系への影響がよくわかる!
福島原発事故により、環境中に放出された放射性物質の生態系への影響や健康問題、除染などが関心を集めています。放射性物質に関して過度に恐れるのではなく、今後は正しく恐がれるように化学や生物学的根拠をふまえた正しい知識を得ることが必要です。
本書は、事故後の最新のデータや研究内容をもとに放射性物質や放射線のこれからの問題に対する知識を、一般の人でもわかるようにていねいに解説したものです。
このような方におすすめ
・放射線や放射能について正しい知識を得たいと考えている方
・大学生,社会人
目次
主要目次
第1章 キュリー夫妻の発見からの100年 ~放射線と放射能の科学の起こり~
第2章 放射線とは何か?
第3章 放射能とは何か?
第4章 放射線は分子レベルでどのような影響をおよぼすのか
第5章 放射線のもたらす生物影響
第6章 放射線の人体への影響 ~健康影響~
第7章 放射線を測定するには
第8章 天然の放射能
第9章 環境の人工放射能
第10章 環境への放射能の放出
第11章 放射線と放射能の利用
第12章 人間・社会・原子核の科学のコンビネーション ~原子力発電と環境~