内容紹介
電験三種合格に必要な数学力とその展開の仕方を伝授!
電験三種の受験には、数学の力は不可欠ですが、難しい数学の奥義まで究める必要はありません。本書ではこうした点を踏まえ、電験三種の合格に必要な数学力の範囲(どこまでを修得するのか)、そして考え方・解き方(問題にどのように適応するのか)を明示するとともに、実際の出題された問題を取り上げ、解きながらマスターしていく構成となっています。
電験三種の出題は、理論では電子回路、過度現象、機械ではパワーエレクトロニクス、FF回路などが出題されるようになっています。本書ではこういった新傾向の問題にも対応するよう、取り上げる問題については精選しており、試験に合格する数学力が身につく内容ともなります。
このような方におすすめ
第三種電気主任技術者試験受験者
目次
主要目次
1章 計算の基礎
2章 関数の基礎と応用
3章 複素数と単相交流回路の計算
4章 三相交流回路の複素数計算と力率改善
5章 過度現象
6章 自動制御系の安定判別
7章 論理回路,2進数,16進数,10進数
8章 パワーエレクトロニクス
付録 三角関数の微分と積分
詳細目次
1章 計算の基礎
1-1 数と式の性質
1-2 整式の計算
1-3 二次方程式
1-4 連立方程式
2章 関数の基礎と応用
2-1 三角関数
2-2 三角関数のグラフと交流起電力
2-3 三角関数の諸定理
2-4 指数・対数関数
3章 複素数と単相交流回路の計算
3-1 複素数とその表し方
3-2 複素数の計算
3-3 交流の複素数表示
3-4 単相交流回路の複素数計算
3-5 交流ブリッジの複素数計算
3-6 インピーダンスの並列接続とアドミタンスの並列回路
3-7 共振回路
4章 三相交流回路の複素数計算と力率改善
4-1 三相起電力の瞬時値とベクトル
4-2 平衡三相回路
5章 過度現象
5-1 RL直列回路の過度現象
5-2 RC直列回路の過度現象
6章 自動制御系の安定判別
6-1 伝達関数とブロック線図の等価変換
6-2 ボード線図とナイキスト線図による安定判別
7章 論理回路,2進数,16進数,10進数
7-1 論理回路の図記号と論理式
7-2 フリップフロップ回路
7-3 半加算回路
8章 パワーエレクトロニクス
8-1 電力用変換素子
8-2 単相半波整流回路
8-3 単相ブリッジ整流回路
8-4 DCチョッパ
付録 三角関数の微分と積分
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