内容紹介
グローバルスタンダードなシステムエンジニアリングを軸に据えた新しい教科書!
「システム工学」を学ぶ大学生のための教科書です。1つの手法を掘り下げ,定量的な解決法を解説します。これまで発行されてきた既刊のシステム工学の教科書は、理論の解説のみに偏った書籍がほとんどでした。本書は、社会現場のニーズに沿ったグローバルスタンダードなシステムエンジニアリングを軸に据えた汎用性の高い内容構成になっており、基本的なツールや理論の説明だけでなく、それらが実社会でどのように使われ、どう役立たせるかという実践的な視点で解説しています。
このような方におすすめ
制御システム・情報システム・機械システム・生産システム・環境システム・経営システム・社会システムなど、各システム工学系学科に在籍する大学1~2年生
目次
主要目次
1章 階層化意思決定法(AHP)
2章 線形計画法
3章 確率・統計解析法
4章 待ち行列理論
5章 シミュレーション
6章 スケジューリング
詳細目次
1章 階層化意思決定法(AHP)
1- 1 AHPの概要
1- 2 意思決定のモデル化と階層図の作成
1-3 一対比較
1- 4 重要度(ウェイト)の決定
1- 5 ウェイトの統合化
1- 6 AHPの理論
1- 7 AHPの特徴と実施上の留意点
1- 8 目的によるウェイトの変化と感度分析
1- 9 計算法
1- 10 グループによる意思決定
1- 11 AHPの応用
2章 線形計画法
2- 1 線形計画問題およびその標準形
2- 2 基底解
2- 3 シンプレックス法
2- 4 主問題とその双対問題
2- 5 感度分析
3章 確率・統計解析法
3- 1 確率
3- 2 条件付確率と事象の独立
3- 3 離散確率変数と確率分布
3- 4 期待値と分散
3- 5 確率分布の例
3- 6 統計データの処理
3- 7 母集団と標本
3- 8 推定
3-9 検定
4章 待ち行列理論
4- 1 待ち行列問題
4- 2 待ち行列理論
4- 3 待ち行列システムの例題
4- 4 待ち行列理論の考え方
5章 シミュレーション
5-1 シミュレーションの概要
5- 2 確率モデルと乱数の利用
5- 3 モンテカルロ・シミュレーション
5- 4 システム・シミュレーション
6章 スケジューリング
6- 1 プロジェクト工程計画とモデル化
6- 2 ネットワーク工程計画法
6- 3 アロー型クリティカルパス法
6- 4 プレシデンス型クリティカルパス法
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