内容紹介
今が旬のワイヤレス給電技術を知りたければ、まずこの一冊!
電気自動車、宇宙ステーション、屋内インテリアといったものへの応用が広がりつつあり、今後ますますニーズが高まるであろうワイヤレス給電技術に関して、技術のバックボーンとある電磁気学の理論をていねいに解説するとともに、今後見込まれる応用分野まで詳細に解説した書籍です。
このような方におすすめ
電気自動車、宇宙ステーション、屋内インテリアなど、ワイヤレス給電技術応用が見込まれる製品の開発にたずさわる技術者、研究者
目次
主要目次
第1章 ユビキタス社会とワイヤレス給電技術
第2章 ワイヤレス給電の基礎技術
第3章 ワイヤレス給電技術の具体的開発事例
第4章 ワイヤレス給電技術の課題と将来
詳細目次
第1章 ユビキタス社会とワイヤレス給電技術
1-1 エネルギー分野のユビキタス社会とは
1-2 ワイヤレス給電時代の到来
1-3 ワイヤレス給電技術の歴史
1-4 ワイヤレス給電と効率
第2章 ワイヤレス給電の基礎技術
2-1 電磁気の基礎知識
2-1-1 マックスウェルの方程式とその積分形
2-1-2 エネルギーと電磁波伝播
2-1-3ファラデーの電磁誘導則
2-1-4 電源電圧と磁気回路方程式
2-1-5 伝送効率
2-1-6 電磁界・電磁波の空間分布
2-1-7 ワイヤレスエネルギー伝送法の種類と特徴
2-2 遠方界利用のワイヤレス電力伝送
2-2-1 レーザ方式
2-2-2マイクロ波伝送方式
2-3 近傍界利用のワイヤレス電力伝送
2-3-1 エバネッセント波方式
2-3-2 磁界共鳴方式
2-3-3 電界共鳴方式
2-3-4 電磁誘導方式
第3章 ワイヤレス給電技術の具体的開発事例
3-1 大電力-宇宙発電,次世代路面電車(LRT),電気自動車(EV)
3-1-1 宇宙発電
3-1-2 次世代型路面電車(LRT)
3-1-3 電気自動車(EV)
(1)マイクロ波方式
(2)電磁誘導方式
(3)磁界共鳴方式
3-1-4 港湾用機器
(1)コンテナヤード荷役機械
(2)船舶への陸電供給
3-2 中電力-ロボット,電動車椅子,産業機器
3-2-1 ロボット
(1)産業用ロボット
(2)水中ロボット
(3)歩行ロボット
3-2-2 AGV(Auto Guided Viechle),搬送台車,作業用車両
3-2-3 シニアカー,電動車椅子,電動アシスト自転車
3-2-4 エレベータ
3-2-5 ライン用工具
3-2-6 スリップリング,カプラー
3-3 小電力-情報通信機器,家電機器
3-3-1 情報通信機器
(1)無線ICタグ
①ICカード
②RFID
(2)携帯情報通信機器
(3)ホビー機器
(4)二次元通信シート
3-3-2 家電機器
(1)電気シェーバー,電動歯ブラシ,コードレス電話
(2)薄型テレビ,パソコン
(3)電力壁,充電机
(4)隔壁給電
(5)住宅
3-4 医療機器
第4章 ワイヤレス給電技術の課題と将来
4-1 各方式の技術的課題
(1)レーザ方式
(2)マイクロ波方式
(3)エバネッセント波方式
(4)磁界共鳴方式
(5)電界共鳴方式
(6)電磁誘導方式
4-2 将来に向けて
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