内容紹介
Q&A形式で実戦的なポイントをまとめているので、知っておきたいことが良くわかる!
特許ライセンス契約のような重要な契約では、契約書の締結が欠かせません。契約書は自由な書式で作成してもよいのですが、相手との合意が得られると同時に、紛争時には裁判官に主張を認めてもらえるように配慮することが重要です。
本書では、特許等ライセンス契約に従事する実務者の皆さんが自信をもって契約交渉に臨めるように、理に適った契約書の在り方や、実効力のある契約書の作成のしかた等々について、契約書作成に必要な最低限の民法理論の記述を交え、Q&A形式でわかりやすくまとめています。
このような方におすすめ
特許事務所、弁理士事務所、メーカ等の法務部門で、特許ライセンス契約実務に従事する方
目次
主要目次
第1章 契約書の作成は,どうするのですか
第2章 契約に関する法律は,どのようになっていますか
第3章 特許ライセンス契約は,どのようにするのですか
第4章 共同研究開発契約その他の技術契約は,どのようにするのですか
第5章 技術契約書式例
詳細目次
第1章 契約書の作成は,どうするのですか
Q1 契約とは,どんなことですか
Q2 契約書が必要となる場合は,どんな場合ですか
Q3 契約書の作成手順は,どうするのですか
Q4 契約書の構成は,どうするのですか
Q5 契約書の押印には,どんなものがありますか
Q6 契約書の収入印紙は,どうなりますか
Q7 契約書の作り方で注意するのは,どんなことですか
Q8 契約書の用語で注意することは,どんなことですか
第2章 契約に関する法律は,どのようになっていますか
Q9 契約の当事者になれる者は,どのようになっていますか
Q10 契約は,どのような場合に成立しますか
Q11 契約が無効や取消となるのは,どんな場合ですか
Q12 契約不履行(契約違反)とは,どんな場合ですか
Q13 契約不履行があった場合は,どうするのですか
Q14 契約は,どんな場合に解除することができますか
Q15 期間,条件その他の契約書に必要な事項には,どんなものがありますか
第3章 特許ライセンス契約は,どのようにするのですか
Q16 特許ライセンス契約(実施許諾契約)とは,どういうものですか
Q17 特許ライセンス契約書の作成は,どうするのですか
Q18 定義条項について,どのように定めるのですか
Q19 実施権の許諾について,どのように定めるのですか
Q20 実施料とその変更について,どのように定めるのですか
Q21 実施状況の報告について,どのように定めるのですか
Q22 改良技術について,どのように定めるのですか
Q23 免責条項について,どのように定めるのですか
Q24 守秘義務や流用禁止について,どのように定めるのですか
Q25 契約の有効期間と更新について,どのように定めるのですか
Q26 契約の解約について,どのように定めるのですか
Q27 契約終了後の措置について,どのように定めるのですか
Q28 契約の譲渡その他の譲渡条項について,どのように定めるのですか
Q29 完全合意条項や裁判管轄の合意について,どのように定めるのですか
Q30 不争条項や通知条項について,どのように定めるのですか
Q31 不可抗力条項や特約条項について,どのように定めるのですか
Q32 分離条項や特許表示について,どのように定めるのですか
Q33 その他の契約条項には,どんなものがありますか
Q34 ノウハウライセンス契約書の作成は,どうするのですか
第4章 共同研究開発契約その他の技術契約は,どのようにするのですか
Q35 共同研究開発契約書の作成は,どうするのですか
Q36 特許共同出願契約書の作成は,どうするのですか
Q37 技術移転契約書の作成は,どうするのですか
Q38 特許権譲渡契約書の作成は,どうするのですか
第5章 技術契約書式例
文例1 特許実施許諾契約書(単独所有の権利の実施許諾)
文例2 共同研究開発契約書
文例3 特許共同出願契約書
文例4 技術移転契約書
文例5 特許権譲渡契約書
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