内容紹介
環境・エネルギー関連の材料科学・技術について、現在の知見を集大成したハンドブック!
環境・エネルギー問題をはじめとする地球規模の諸問題を解決するための材料科学・材料技術について、現在の知見を集大成するハンドブック。
本書は、基礎編、材料編、技術編の3編構成として、各材料・技術について詳細に解説している。最新情報を盛り込むことはもちろん、各材料の分類・関連性等についても概説し、材料研究の全体像をつかむことができる構成となっている。
このような方におすすめ
環境・エネルギー分野の技術者、研究者、大学生、大学院生
目次
主要目次
Ⅰ.基礎編
Ⅰ編第1章 元素と地球
Ⅰ編第2章 材料科学の役割
Ⅰ編第3章 これからの材料科学の役割
Ⅰ編第4章 行政の役割
Ⅰ編第5章 世界における展開
Ⅱ.材料編
Ⅱ編第1章 電子エネルギー材料
Ⅱ編第2章 化学エネルギー材料
Ⅱ編第3章 熱エネルギー材料
Ⅱ編第4章 軽量化材料
Ⅱ編第5章 電磁エネルギー材料
Ⅱ編第6章 エネルギー伝達材料
Ⅱ編第7章 清浄化材料
Ⅱ編第8章 低資源リスク材料
Ⅱ編第9章 将来材料
Ⅲ.技術編
Ⅲ編第1章 設計技術
Ⅲ編第2章 分析技術
Ⅲ編第3章 診断・寿命予測技術
索引
詳細目次
Ⅰ.基礎編
Ⅰ編第1章 元素と地球
1.1 地殻依存度
1.2 年間生産量
1.3 価格
1.4 市場規模
Ⅰ編第2章 材料科学の役割
2.1 日本文明の独自性
2.2 日本人固有の視覚認識
2.3 材料科学者の役割
Ⅰ編第3章 これからの材料科学の役割
3.1 21世紀は大衆グローバル化時代
3.2 新しい社会基盤技術を準備するための材料科学
3.3 未来に向けて
Ⅰ編第4章 行政の役割
4.1 政策的目標
4.2 低炭素社会実現に向けた技術戦略
4.3 国際的な温室効果ガス削減策への貢献策
4.4 革新的環境エネルギー技術開発の推進方策
4.5 国際的な温室効果ガス削減策への貢献策
4.6 公的研究機関等における環境・エネルギー分野研究開発の材料課題
4.7 物質・材料研究機構
Ⅰ編第5章 世界における展開
5.1 環境・エネルギーはグローバルな課題
5.2 国際的な科学的アセスメント
5.3 温室効果ガスの排出状況
5.4 材料科学技術の役割検討
5.5 米国の取り組み
5.6 EUの取り組み
5.7 環境・エネルギー分野の科学技術への期待と責任
Ⅱ.材料編
Ⅱ編第1章 電子エネルギー材料
1.1 太陽電池材料
1.2 パワーエレクトロニクス材料
1.3 熱電変換材料
1.4 LED材料
1.5 有機EL・TFT材料
1.6 電子ペーパー
Ⅱ編第2章 化学エネルギー材料
2.1 水分解触媒材料
2.2 メタン分解触媒材料
2.3 燃料電池材料
2.4 二次電池材料
2.5 耐食材料
Ⅱ編第3章 熱エネルギー材料
3.1 超々臨界圧石炭火力発電材料
3.2 耐熱材料
3.3 核融合・原子力発電材料
3.4 超耐熱セラミックス
Ⅱ編第4章 軽量化材料
4.1 高強度高靭性鉄鋼材料
4.2 高強度高靭性マグネシウム合金
4.3 フェイルセーフ複合材料
Ⅱ編第5章 電磁エネルギー材料
5.1 超伝導材料
5.2 磁気冷凍材料
5.3 ナノコンポジット磁石材料
Ⅱ編第6章 エネルギー伝達材料
6.1 形状記憶合金
6.2 低摩擦材料
6.3 非鉛圧電材料
6.4 制震材料
6.5 制振材料
Ⅱ編第7章 清浄化材料
7.1 水素製造・貯蔵材料
7.2 吸着材料
7.3 分離膜材料
7.4 排ガス触媒材料
7.5 新興有害物質センサー材料
Ⅱ編第8章 低資源リスク材料
8.1 易リサイクル材料
8.2 脱希少元素材料
8.3 脱有害物質材料
8.4 脱有害物質材料
Ⅱ編第9章 将来材料
9.1 原子スイッチ材料
9.2 ナノスケール物質・材料
9.3 分子ナノアセンブル材料
9.4 ナノ構造制御材料
9.5 ネイチャーテック材料
Ⅲ.技術編
Ⅲ編第1章 設計技術
1.1 組織形成予測と設計技術
1.2 状態図予測と設計技術
1.3 非一様系の電子論的物性予測と設計技術
1.4 一様系の電子論的物性予測と設計技術
Ⅲ編第2章 分析技術
2.1 電子線によるEDS分析
2.2 X 線による環境有害元素分析
2.3 中性子を用いた材料評価
2.4 イオンビーム技術によるナノ無機材料の機能評価
2.5 ナノ分析
2.6 微量・高精度化学分析
Ⅲ編第3章 診断・寿命予測技術
3.1 き裂進展の評価及び寿命予測技術
3.2 疲労の評価及び寿命予測技術
3.3 クリープの評価及び寿命予測技術
3.4 腐食の評価及び寿命予測技術
3.5 劣化・損傷の検出法
索引
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