内容紹介
原子力に関わる知識を基礎から実践まで学べる待望のシリーズ!
地球環境問題やエネルギー問題を背景に、国内外を問わず原子力についての高度な知識や技術をもった技術者・専門家の育成が急務となっている。
本シリーズは、このような要望に応えるため、原子力を基礎から実務まで体系的に学習できる標準的なテキストとして、大学・研究機関・関連企業の一線の研究者・技術者によりまとめた。
このような方におすすめ
原子力系の大学学部生、大学院生、技術者、研究者
目次
主要目次
1章 燃料燃焼と反応度制御
2章 原子炉の計算法
3章 軽水炉の設計
4章 新型炉の炉心設計
詳細目次
1章 燃料燃焼と反応度制御
1-1 燃料燃焼の解析
1 燃焼方程式
2 燃焼方程式の解
3 燃焼による反応度変化
4 燃焼度
1-2 核分裂生成物による毒物効果
1 135Xe
2 149Sm
3 出力レベル変更による135Xeの効果
1-3 可燃性毒物や化学的祖調整の効果
1 可燃性毒物
2 化学的粗調整
1-4 制御棒の反応度価値
1 制御棒の炉型ごとの特徴
2 制御棒の反応度価値の計算
3 制御棒の干渉効果
1-5 炉心固有の反応度効果
1 出力係数と温度係数の定義
2 六因子公式による温度係数の考察
3 その他の反応度係数
4 制御反応度収支
1-6 反応度計算に必要な摂動論
1 数学的準備
2 摂動論
3 摂動論の応用例
2章 原子炉の計算法
2-1 核設計計算法
1 中性子輸送の基礎方程式
2 中性子スペクトル
3 核データと断面積
4 格子計算
5 炉心計算
2-2 炉心計算とプラント動特性・安全性の計算
1 炉心計算
2 プラント動特性計算
3 安全解析
4 燃料棒解析
3章 軽水炉の設計
3-1 軽水炉の開発と改良
1 加圧水型軽水炉
2 沸騰水型軽水炉
3-2 BWRの炉心設計と炉心・燃料管理
1 炉心設計の基本的な流れ
2 炉心体系の設定
3 燃料格子、燃料集合体の設計
4 反応度特性
5 出力分布制御
6 炉心設計の変遷と今後の動向
7 炉心管理
8 燃料管理
3-3 PWRの炉心設計と炉心・燃料管理
1 炉心設計の基本的な流れ
2 炉心体系の設定
3 燃料格子、燃料集合体の設計
4 反応度特性
5 出力分布制御
6 炉心設計の変遷と今後の動向
7 炉心管理
8 燃料管理
4章 新型炉の炉心設計
4-1 高速炉の設計
1 炉心設計の基本的な流れ
2 炉心体系の設定
3 燃料要素、燃料集合体の設計
4 核設計
5 反応度特性
6 出力分布特性
7 熱流力設計
8 炉心設計の変遷と今後の動向
4-2 高温ガス炉の設計
1 概況
2 炉心、燃料および制御棒
3 高温の冷却材ガスを得るための炉心設計での工夫
4 核設計
5 熱設計
6 機械設計
7 環状炉心の設計
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