内容紹介
覚える、暗記する、丸覚えではなく、「わかる」「理解する」「わかった!」
本書のキーワードは「理解できる」!
多くの大学の化学系学科で必修科目である高分子化学は、現代の私たちの生活を様々な点から支えているが、複雑な化学式、反応式が多く出てくるので、学生や入門者には難しいイメージがある。
本書は、直感的でわかりやすい説明図やグラフを用いて、高分子化学を解説するもの。
「ほんの少しは興味がある」「授業や実務上、何となくわからない」といった学生や、若い社会人が手に取る気になる本としてまとめた。
参考書としての使用を念頭におきつつ、章末に演習問題を挿入し、教科書や副読本として授業で使用されることも想定した内容構成になっている。
このような方におすすめ
○化学系学科を専攻する大学学部生
○理工学系技術者
目次
主要目次
序章 高分子化学とは
第Ⅰ部 高分子の基礎
第1章 活躍する高分子
第2章 高分子をつくるもの
第3章 高分子の構造
第Ⅱ部 高分子の合成
第4章 重合反応による合成
第5章 多段階による合成
第6章 高分子の行う反応
第Ⅲ部 高分子の性質
第7章 高分子の化学的性質
第8章 高分子の物理的性質
第9章 高分子の生理的性質
第Ⅳ部 高分子の機能
第10章 材料としての高分子
第11章 機能性高分子
第12章 環境と高分子