内容紹介
覚える、暗記する、丸覚えではなく、「わかる」「理解する」「わかった!」
本書のキーワードは「理解できる」!
多くの大学の化学系学科で必修科目である無機化学は、現在の化学分野の根幹を成すにもかかわらず、地味な印象が強く、学生や入門者は敬遠しがちである。
本書は、直感的でわかりやすい説明図やグラフを用いて、無機化学を解説するもの。
「ほんの少しは興味がある」「授業を受けていて、何となくわからない」といった学生や、若い社会人が手に取る気になりやすい本としてまとめた。
参考書としての使用を念頭におきつつ、章末に演習問題を挿入し、教科書や副読本として授業で使用されることも想定した内容構成になっている。
このような方におすすめ
○化学系学科を専攻する大学学部生
○理工学系技術者
目次
主要目次
序章 無機化学とは
第Ⅰ部 物質は何からできているか
第1章 原子をつくるもの
第2章 電子配置と周期表
第3章 原子の結合と分子構造
第4章 固体の性質と構造
第Ⅱ部 酸塩基と酸化還元
第5章 酸・塩基
第6章 酸化還元と電気化学
第Ⅲ部 元素の性質と反応
第7章 非金属元素の性質と反応
第8章 典型金属元素の性質と反応
第9章 遷移元素の性質と反応
第Ⅳ部 錯体の化学
第10章 錯体の構造
第11章 錯体の性質
第12章 生物無機化学