内容紹介
美しいCG制作を目指す人に贈る、3次元CGレンダラー「POV-Ray」の日本語の解説書!
「POV-Ray」は多くのコンピュータプラットホームで無料で利用できるレイトレーシングソフトで、高校や大学の情報系の科目や専門学校でも3DCGの理解のために導入されている。
3DCGソフト「POV-Ray」の基本的な操作の理解を通じて3DCGの概念をまとめた解説書である。
このような方におすすめ
情報系、デザイン系学部の大学生・専門学校生
大学・専門学校などでCGを学び、より理解を深めたい学生
CG検定2級程度を目指す人
きれいな資料の作成をしたい学生・社会人
きれいな教材作成を目指す小中高校教員
CGに興味がある人
目次
主要目次
第0章 はじめに ―3DCGとPOV-Ray―
第1章 POV-Rayを使ってみよう ―POV-Rayで知る3DCGの世界―
第2章 基本的な立体の作成と変換 ―立体の表現と変換,そして操作―
第3章 さまざまな質感を持った立体の作成 ―表面の色,模様そして素材―
第4章 光の効果を利用したCGイメージの生成 ―光と光源,そして大気がつくる現象の利用―
第5章 複雑な形状の作成 ―特徴ある立体の利用―
第6章 プログラミング機能の利用 ―より高度なCGイメージの生成―
第7章 アニメーションの作成 ―3次元モデルを利用したアニメの作成―
詳細目次
第0章 はじめに ―3DCGとPOV-Ray―
0・1 3次元コンピュータグラフィックスとはなにか
0・2 POV-Rayとはなにか
0・3 POV-Rayによる3DCGイメージの例
0・4 シーンファイルとは
0・5 POV-Rayのインストール
第1章 POV-Rayを使ってみよう ―POV-Rayで知る3DCGの世界―
1・1 POV-Rayでのイメージ生成の方法
1・2 配置の方法―座標による指定―
1・3 POV-Rayの起動
1・4 シーンファイルの編集
1・5 レンダリングの実行―イメージの生成―
第2章 基本的な立体の作成と変換 ―立体の表現と変換,そして操作―
2・1 基本的な立体の記述法
2・2 立体の変形:アフィン変換とその利用
2・3 CSG演算による立体形成
第3章 さまざまな質感を持った立体の作成 ―表面の色,模様そして素材―
3・1 質感のためのパッケージ―#include文―
3・2 テクスチャ(texture)
3・3 定義済みテクスチャ
3・4 複合テクスチャ
3・5 レイヤード・テクスチャ
第4章 光の効果を利用したCGイメージの生成 ―光と光源,そして大気がつくる現象の利用―
4・1 さまざまな光源とその利用
4・2 光の性質表現
4・3 大気効果の実現
第5章 複雑な形状の作成 ―特徴ある立体の利用―
5・1 さまざまな形状
5・2 特殊な立体
5・3 多辺形とメッシュ
第6章 プログラミング機能の利用 ―より高度なCGイメージの生成―
6・1 POV-Rayでのプログラムとは
6・2 変換と定義
6・3 変数の宣言と利用
6・4 繰り返し構造―#while ~ #end構文
6・5 二択の条件分岐―#if ~ #else ~ #end構文―
6・6 より細かく分ける条件分岐―#switch ~ #case ~ #end構文―
6・7 マクロの定義と利用
6・8 配 列
第7章 アニメーションの作成 ―3次元モデルを利用したアニメの作成―
7・1 POV-Rayとアニメーション
7・2 POV-Rayに備わっているアニメーションのための機能
7・3 さまざまな変化の例
7・4 実際的なアニメーション作成の例
7・5 Windows ムービーメーカーを利用して動画ファイルを作成する方法
続きを見る