内容紹介
医用画像処理の入門者に必携の書
現在の医療は、X線画像をはじめ、CTやMRなど、さまざまな医用画像の診断・読影が不可欠である。それに伴って、それら各種画像を処理する機会が、診療放射線技師や医師には多々ある。
そこで医用画像処理に関して、初心者、学生にもわかるように基礎の基礎からていねいに記述、図解し、具体的にわかりやすくまとめた。実際に扱う画像処理は、臨床で広く用いられている基本画像処理としている。
このような方におすすめ
○診療放射線技師
○診療放射線技師養成校(大学・短大・専門学校)の学生
○医師,など
目次
主要目次
1章 基礎編
1.1 ディジタル画像の基礎
1.2 画像処理アルゴリズムの基礎
演習問題
2章 応用編
2.1 ImageJの基本的な使い方
2.2 画像処理プログラミングの基礎
演習問題
3章 実践編
3.1 胸部単純X線写真の結節影の検出
3.2 画像のノイズ除去
3.3 マルチ周波数処理
3.4 X線画像のグリッドによる縦縞影の除去