内容紹介
コンクリート構造における診断工学の基礎を,図表を多数使ってわかりやすくまとめた
最近のコンクリート構造物を取り巻く状況は、大きく変わりつつある。今後の社会基盤においては、新規投資への見込みは低く、現在あるストックを効率的に維持管理していくことになる。
そのような状況をふまえ、大学の教育も維持管理側へとシフトしていく必要があり、今後、維持管理の授業を行う大学が増えることが予測される。
そこで、コンクリート構造物の維持管理全般にわたる基本的な内容を記述し、長期的に必要不可欠な教科書・参考書となるようにまとめてある。
このような方におすすめ
○土木・建築系の大学生,学生
○コンクリート関連の初級実務
目次
主要目次
第1章 社会資本ストックの現状と課題
第2章 早期劣化の要因
第3章 コンクリート構造物の劣化メカニズム概論
第4章 維持管理計画
第5章 非破壊検査技術概論
第6章 コンクリート構造物の診断と検査技術の活用
第7章 補修工法概論
第8章 補強工法概論
第9章 コンクリート構造物の診断・補修事例