内容紹介
はじめて看護研究に取り組む方のためのわかりやすい入門書
看護研究の基礎知識から説き起こし、具体的な研究テーマの絞り込みから概念設計、研究計画の立案のしかた、データの具体的な収集・分析方法の解説、さらに、研究のまとめとしての論文の書き方、発表の仕方までを実践的に解説している。
ホームページからダウンロードしたファイル(主にExcelファイル)を使って、楽しく看護研究が進められる一冊。
このような方におすすめ
看護系専門学校・短期大学・大学で,卒業研究に取り組む学生
看護研究に取り組む現場の看護師
目次
主要目次
第1章 看護研究の基礎知識
第2章 研究テーマの絞込み
第3章 概念枠組みと研究計画書
第4章 データの収集
第5章 データの分析
第6章 論文の書き方
第7章 発表の仕方
付 表
詳細目次
第1章 看護研究の基礎知識
1.看護研究とは何か
1-1 研究とは
1-2 研究であるための条件
1-3 看護研究の目的と意義
2.研究デザイン
2-1 探求のレベル
2-2 研究のタイプ
2-3 研究は発展し実践へ結びつく
3.文献検索の方法と整理の仕方
3-1 文献の必要性
3-2 文献検索の仕方
3-3 文献の入手
3-4 文献の整理
4.看護研究における倫理的配慮
4-1 研究の意義
4-2 対象者の安全安楽の確保
4-3 プライバシーの確保
4-4 対象者の権利を守る
4-5 インフォームドコンセント
第2章 研究テーマの絞込み
1.研究の問い
1-1 問題の発見
1-2 問いのリスト
2.研究のタイプと研究疑問
2-1 研究のタイプを決める
2-2 研究のタイプを決めるヒント
3.問いから研究疑問への変換
4.研究疑問の吟味と決定
4-1 研究疑問の吟味
4-2 研究疑問の決定
第3章 概念枠組みと研究計画書
1.概念枠組み
1-1 概念枠組みとは
1-2 問いのリストから概念枠組みへ
1-3 研究疑問
1-4 対象者
1-5 用語の操作的定義
1-6 研究疑問に対する答え
2.研究タイプ別 概念枠組みのかき方
2-1 Type1因子探索研究の概念枠組み
2-2 Type2実態調査研究の概念枠組み
2-3 Type3関係探索研究の概念枠組み
2-4 Type4比較研究の概念枠組み
2-5 Type5準実験研究の概念枠組み
2-6 Type6実践報告の概念枠組み
3.研究計画書
3-1 研究計画書のかき方
第4章 データの収集
1.研究タイプ別のデータ収集
1-1 Type1因子探索研究
1-2 Type2実態調査研究・Type3関係探索研究・Type4比較研究・Type5準実験研究
1-3 Type6実践報告
2.対象者の選び方
2-1 Type1因子探索研究の対象者
2-2 Type2実態調査研究・Type3関係探索研究・Type4比較研究の対象者
2-3 Type5準実験研究の対象者
2-4 Type6実践報告の対象者
3.データ収集方法
3-1 半構造的面接法
3-2 質問紙(調査票)の作成方法
3-3 実験(看護介入)方法(Type5準実験方法)
3-4 実践と評価の方法(Type6実践報告)
4.倫理的配慮
4-1 面接法の場合
4-2 質問紙法の場合
4-3 実験法の場合
4-4 実践報告の場合
4-5 説明書と同意書
第5章 データの分析
1.タイプ別のデータ分析方法
1-1 Type1因子探索研究
1-2 Type2実態調査研究
1-3 Type3関係探索研究
1-4 Type4比較研究
1-5 Type5準実験研究
1-6 Type6実践報告
2.言葉の分析(Type1因子探索研究)
3.数字の分析
3-1 集計(記述統計)
3-2 推測統計とは
3-3 推測統計の手法
4.統計結果の読み方と看護への適用
第6章 論文の書き方
1.研究論文とは
2.論文の構成
2-1 論文の構成
2-2 研究タイプ別の論文構成
3.論文の書き方
4.論文を書くときの注意
第7章 発表の仕方
1.発表の形式
2.スライドの作成
2-1 スライドの構成
2-2 Power Pointを使ったスライドの作成
2-3 ポスターの作成
3.発表原稿の作成と発表の心得
参考図書
付 表
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