内容紹介
振動の特性についての考え方がわかる!
機械工学の基幹技術としてはもちろん、機械の高速化・軽量化に伴い、振動学の重要性は年々増してきている。
本書は、振動工学に関する体系的な説明を展開するとともに、豊富な図説により、非常に理解しやすい基礎的な参考書である。なお、各現象の理解に数学は欠かせないが、式の変形などよりも物理的な現象の記述を重視し、難しい数学的な知識がなくても理解できるように工夫された内容となっている。また、本文の内容理解に役立つ問題演習を各章末に盛り込んだ。
このような方におすすめ
機械工学系学科に在籍する大学生・大学院生など
目次
主要目次
第1章 振動について
第2章 振動現象の基本特性(1自由度系の振動)
第3章 多自由度系の振動(複数の自由度を持つ系の振動)
第4章 系の安定性
詳細目次
第1章 振動について
1.1 どのような振動が起こるのか
1.2 振動の特徴を捉えるには
1.3 理論解析は何故学ぶ-解けなくても運動方程式があると何がわかるか-
1.4 解析モデル・無次元化・単位
第2章 振動現象の基本特性(1自由度系の振動)
2.1 不減衰系の自由振動
2.2 運動方程式
2.3 級数解
2.4 オイラーの公式
2.5 自由振動に及ぼす減衰の影響
2.6 不減衰系の強制振動
2.7 強制振動に及ぼす減衰の影響
2.8 回転体の振動
2.9 調和加振力による過渡振動
2.10 非周期的な外力による過渡振動
第3章 多自由度系の振動(複数の自由度を持つ系の振動)
3.1 2自由度系の自由振動
3.2 2自由度系の強制振動
3.3 動吸振器
3.4 多自由度系の振動
3.5 モード解析
第4章 系の安定性
4.1 大きく成長する振動
4.2 自励振動とは
4.3 係数励振
4.4 自励振動と共振
4.5 同期現象
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