内容紹介
機械の基礎から応用事例までをコンパクトにまとめた学習参考書!
機械全般の知識をわかりやすくコンパクトにまとめた平成9年発行の「ハンディブック機械」の改訂版。工業高校の指導要領の改訂や大学・専門学校等における学科構成・カリキュラムの変更をはじめ、本書を取り巻く教育環境・技術環境の変化やJISの改訂をふまえ、全面的な見直しを図り、改訂2版として発行するもの。
このような方におすすめ
機械工学を学ぶ工業高校生、専門学校生,短大・高専・大学生
機械工学関連の初級技術者
目次
主要目次
第1章 機械工学とは何か
第2章 力学の基礎
第3章 材料力学
第4章 工業材料
第5章 機械設計・製図
第6章 機械工作技術
第7章 測定技術
第8章 電気・電子技術
第9章 情報技術
第10章 制御技術
第11章 電子機械制御
第12章 流体力学
第13章 熱力学
第14章 乗物
第15章 産業機械
第16章 生産技術
第17章 公式集
詳細目次
第1章 機械工学とは何か
1-1 機械の発見
1-2 どのようなものを機械と呼ぶか
1-3 機械の種類
1-4 機械工学の内容
1-5 機械工学の今後
第2章 力学の基礎
2-1 力の表し方
2-2 力の釣合い
2-3 2力の合成
2-4 多くの力の合成
2-5 力のモーメントとモーメントの正負
2-6 トラスに働く力
2-7 いろいろな形の重心と図心
2-8 機械の運動と力の関係
2-9 仕事と動力
2-10 位置エネルギーと運動エネルギー
2-11 慣性モーメント
2-12 簡単な機械の動きと力学
コラム エネルギー保存の法則
第3章 材料力学
3-1 応力(応力度)
3-2 縦弾性係数
3-3 横弾性係数
3-4 熱応力
3-5 安全率と信頼度
3-6 フープ応力(薄肉円筒)
3-7 フープ応力(厚肉円筒)
3-8 弾性エネルギー
3-9 片持ばりのせん断力図と曲げモーメント図
3-10 単純支持ばりのせん断力図と曲げモーメント図
3-11 はりの断面二次モーメントと断面係数
3-12 はりとたわみ
3-13 衝撃荷重による応力
3-14 軸のねじりにかかる力
3-15 断面二次極モーメントと極断面係数
3-16 柱の座屈と端末係数,最小断面二次半径,細長比
3-17 柱の強さ
3-18 組合せ応力(1)
3-19 組合せ応力(2)
第4章 工業材料
4-1 自動車に使われる工業材料
4-2 工業材料とは
4-3 工業材料の試験方法
4-4 金属材料の熱処理
4-5 鉄
4-6 鉄鋼の製法
4-7 鉄鋼材料
4-8 鋳鉄と鋳鋼
4-9 合金鋼
4-10 ステンレス鋼
4-11 銅およびその合金
4-12 ニッケルおよびその合金
4-13 アルミニウムおよびその合金
4-14 チタンおよびその合金
4-15 その他の金属材料
4-16 プラスチック
4-17 ゴムとゴム製品
4-18 接着剤
4-19 塗料
4-20 セラミックス
4-21 ガラス
4-22 複合材料
4-23 機能材料
4-24 電磁気材料
コラム JISとISO
第5章 機械設計・製図
5-1 ねじ
5-2 リベット継手
5-3 溶接継手
5-4 管の大きさ
5-5 軸の太さ
5-6 かみあいクラッチ
5-7 摩擦クラッチ
5-8 滑り軸受
5-9 転がり軸受
5-10 ばね
5-11 摩擦ブレーキ
5-12 ベルト伝動
5-13 チェーン伝動
5-14 標準平歯車
5-15 切下げと限界歯数
5-16 転位歯車
5-17 歯車列と遊星歯車列
5-18 歯車の強さ
5-19 その他の歯車
5-20 機械製図
第6章 機械工作技術
6-1 砂型鋳造
6-2 鋳造用の砂
6-3 鋳物用模型
6-4 鋳型
6-5 ダイカスト
6-6 いろいろな鋳造法
6-7 鍛造
6-8 粉末成形
6-9 射出成形
6-10 せん断加工
6-11 曲げ加工
6-12 絞り加工
6-13 ガス溶接とガス切断
6-14 アーク溶接
6-15 アルミニウムの溶接
6-16 ろう接
6-17 放電加工
6-18 レーザビーム加工
6-19 電子ビーム加工
6-20 ウォータジェット加工
6-21 切削加工のいろいろ
6-22 切削理論
6-23 精密切削加工
6-24 研削機械
6-25 研削加工
6-26 精密仕上げ
6-27 ラッピング加工
6-28 電解加工
6-29 めっき
6-30 陽極酸化処理
6-31 塗装
コラム 「ものづくり」と円周率(π)
第7章 測定技術
7-1 スケールによる測定
7-2 パスによる測定
7-3 ノギスの使い方
7-4 マイクロメータのしくみと使い方
7-5 ダイヤルゲージのしくみと使い方
7-6 ブロックゲージの取扱い方
7-7 間接測定器による測定法
7-8 測定と誤差
7-9 水準器の活用
7-10 表面性状とその測定法
7-11 ねじの測定
7-12 歯車の測定
7-13 限界ゲージの活用
7-14 てんびんとばねばかり
7-15 時間・回転速度・動力の測定
7-16 温度の測定
7-17 非破壊試験
第8章 電気・電子技術
8-1 オームの法則
8-2 フレミングの法則
8-3 交流回路
8-4 電力と電力量
8-5 電動機と変圧器
8-6 電線の許容電流
8-7 電気用図記号
8-8 テスタの使い方
8-9 トランジスタ
8-10 集積回路
8-11 ディジタル回路
コラム 電気の歴史
第9章 情報技術
9-1 情報の表し方
9-2 コンピュータの基本回路
9-3 コンピュータの基本構成
9-4 コンピュータの基本動作
9-5 オペレーティングシステム
9-6 プログラム言語
9-7 プログラミング
9-8 データ通信
9-9 コンピュータネットワーク
9-10 インターネット
9-11 マルチメディア
第10章 制御技術
10-1 自動制御
10-2 自動制御の種類
10-3 シーケンス制御の表し方
10-4 有接点シーケンス制御
10-5 無接点シーケンス制御
10-6 フィードバック制御の基礎
10-7 フィードバック制御の応用例
10-8 コンピュータ制御の基礎
10-9 制御と信号
10-10 信号と制御プログラム
コラム 列車の制御
第11章 電子機械制御
11-1 工作機械の自動化
11-2 NC工作機械による加工
11-3 NC装置のしくみ
11-4 NC工作機械の制御の方式
11-5 補間とは
11-6 サーボ機構
11-7 NC工作機械に用いられるモータ
11-8 NC工作機械に用いられるセンサ
11-9 マシニングセンタ
11-10 その他のNC工作機械
11-11 プログラムの構成
11-12 工具移動の方式
11-13 座標系の設定
11-14 工具長補正と工具径補正
11-15 プログラミングの実際
11-16 NC工作機械のシステム化
11-17 CAD/CAM
第12章 流体力学
12-1 流体とは
12-2 流体の静力学
12-3 壁に働く流体の力
12-4 流体・連続の法則
12-5 流れの状態
12-6 管内の流れ
12-7 ポンプの種類と用途
12-8 ポンプの構造
12-9 空気機械
12-10 油圧と空気圧
第13章 熱力学
13-1 熱と仕事
13-2 気体と仕事
13-3 内燃機関
13-4 ガソリンエンジン
13-5 ディーゼルエンジン
13-6 ハイブリッド自動車
13-7 蒸気機関
13-8 スターリングエンジン
13-9 冷凍
13-10 環境と排出ガス
コラム 自動車と大気汚染
第14章 乗物
14-1 自動車の歴史と発展
14-2 自動車の種類と構造
14-3 自動車のエンジン
14-4 太陽エネルギーの利用
14-5 鉄道の歴史と発展
14-6 蒸気機関車の構造
14-7 電車の構造
14-8 高速鉄道車両と制御
14-9 鉄道の走行と性能
14-10 船舶の歴史と発展
14-11 船舶の種類と構造
14-12 船舶のエンジン
14-13 船舶の走行と制御
14-14 新技術を利用した船舶
14-15 航空機の歴史と発展
14-16 航空機の構造
14-17 航空機のエンジン
14-18 航空機の飛行と制御
14-19 ロケットの歴史と発展
14-20 ロケットの飛行と制御
第15章 産業機械
15-1 産業用ロボット
15-2 産業用ロボットの分類
15-3 産業用ロボットの制御と構造
15-4 産業用ロボットの活用
15-5 産業用ロボットの安全対策
15-6 パワーショベル
15-7 ブルドーザ
15-8 移動式クレーン
15-9 高層ビル建設の自動化のしくみ
15-10 農業機械のしくみと用途
15-11 繊維機械
第16章 生産技術
16-1 生産工場の組織と運営のしくみと機能
16-2 生産の計画と管理のしくみと機能
16-3 生産管理のしくみと機能
16-4 品質管理のしくみと機能
16-5 安全管理のしくみと機能
16-6 工場の経営
16-7 総合生産システム
コラム 安全第一の生産管理
第17章 公式集
17-1 SI単位
17-2 単位と換算
17-3 三角関数
17-4 微分・積分
17-5 金属の物理的性質
17-6 機械工学に関する公式
コラム 公式と実際
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