内容紹介
量子情報理論の世界的な定本の待望の翻訳版!
研究開発が活発な量子コンピュータや量子暗号、量子通信を実現するための量子情報理論についての世界的な定本である"Quantum Computation and Quantum Information"の翻訳版、第3巻目。
量子暗号、量子通信を実現するために必要な量子誤り訂正などの理論をわかりやすく解説している。
このような方におすすめ
◎情報科学・情報工学・通信・電子分野の学生や研究者・教員
◎情報通信関連のメーカーの技術者
目次
主要目次
第Ⅲ部 量子通信・情報処理と誤り訂正
第8章 量子雑音と量子演算
第9章 量子情報の距離測度
第10章 量子誤り訂正
第11章 エントロピーと情報
第12章 量子情報理論
付録F Liebの定理の証明
詳細目次
第Ⅲ部 量子通信・情報処理と誤り訂正
第8章 量子雑音と量子演算
8.1 古典雑音とMarkov過程
8.2 量子演算
8.3 量子雑音と量子演算の例
8.4 量子演算の応用
8.5 量子演算形式の限界
第9章 量子情報の距離測度
9.1 古典情報の距離測度
9.2 2つの量子状態の近さ
9.3 量子チャンネルはどれくらいよく情報を保存するか?
第10章 量子誤り訂正
10.1 まえがき
10.2 Shorの符号
10.3 量子誤り訂正の理論
10.4 量子符号の構築
10.5 固定部分群符号
10.6 耐故障性量子計算
第11章 エントロピーと情報
11.1 Shannonのエントロピー
11.2 エントロピーの基本的性質
11.3 von Neumannのエントロピー
11.4 強い劣加法性
第12章 量子情報理論
12.1 量子状態の識別とアクセス可能な情報量
12.2 データ圧縮
12.3 雑音のある量子チャンネルにおける古典情報
12.4 雑音のある量子チャンネルにおける量子情報
12.5 物理的リソースとしてのもつれ
12.6 量子暗号
付録F Liebの定理の証明
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