第1章　概要
　1.1　コンピュータの進歩
　　1　コンピュータの歴史
　　2　国内のコンピュータの歴史
　　Column　コンピュータ以前の歴史
　　3　デバイス技術の進歩
　1.2　コンピュータアーキテクチャとは
　1.3　コンピュータの基本構造
　　1　プロセッサアーキテクチャの基本
　　Column　ノイマン型コンピュータ
　　2　メモリアーキテクチャの基本
　　3　入出力アーキテクチャの基本
　　4　アーキテクチャとシステムソフトウェア
　1.4　コンピュータの性能
　　1　評価の尺度
　　2　評価方法
　　3　アムダールの法則
　演習問題
第2章　命令セットアーキテクチャ
　2.1　命令セットとは
　2.2　命令形式
　2.3　アドレッシング
　2.4　命令セットの例
　　1　命令の種類
　　2　アドレッシング
　　Column　Inrel社80x86の命令セット
　2.5　命令セットの設計指針
　演習問題
第3章　メモリアーキテクチャ
　3.1　メモリデバイス
　　1　SRAMとDRAM
　　2　DRAMの高速化
　3.2　記憶階層
　3.3　キャッシュ
　　1　キャッシュの方式
　　2　キャッシュの構成
　　3　キャッシュの置換
　　4　キャッシュから主記憶への書き込み
　　5　キャッシュの性能
　　6　命令キャッシュとデータキャッシュ
　　7　多階層キャッシュ
　　Column　キャッシュミスの原因
　3.4　仮想記憶
　　1　仮想記憶の概念
　　2　仮想記憶の方式
　　3　仮想記憶の動作
　　4　ページの保護
　　5　キャッシュと仮想記憶の融合
　演習問題
第4章　入出力アーキテクチャ
　4.1　割込み
　　Column　割込みとOS
　4.2　入出力制御
　　1　DAM制御方式
　　2　入出力チャネル
　4.3　バス
　　1　同期バスと非同期バス
　　2　バスの基本操作
　　3　バスの調停
　　4　標準バス
　　Column　PCの構成
　4.4　入出力機器
　　1　ハードディスク装置
　　2　ディスクアレイ
　演習問題
第5章　プロセッサアーキテクチャ
　5.1　データ形式
　　1　情報の単位
　　2　データの種類
　　3　固定小数点数
　　4　2進数の表現
　5.2　演算装置
　　1　加減算
　　2　シフト演算
　　3　乗算
　　4　除算方式
　　5　論理演算
　　6　浮動小数点四則演算
　5.3　命令制御方式
　　1　CPUの基本的な命令制御
　　Column　フォンノイマンによる電子計算機の構想メモ
　　2　命令制御
　5.4　パイプライン方式
　　1　パイプラインとは
　　2　データパイプライン
　　3　命令パイプライン
　5.5　パイプライン命令制御
　　1　パイプラインの乱れ
　　2　命令の追越し制御
　5.6　高速命令実行方式
　　1　主記憶アクセスの高速化
　　2　命令の先読み
　　3　分岐命令の高速処理
　Column　命令キャッシュと分岐命令の高速化
　演習問題
第6章　命令レベル並列アーキテクチャ
　6.1　命令レベル並列実行の分類
　　1　命令パイプライン方式
　　2　演算器並列方式
　　3　命令並列処理
　　Column　RISCとCISC
　6.2　スーパスカラとVLIW
　　1　スーパスカラ方式
　　2　VLIW方式
　　3　両者の比較
　　Column　VLIWとマイクロ命令
　6.3　命令実行の最適化
　　1　リザーベーションステーション
　　2　リネーミングレジスタ
　　Column　IBM360/91
　　3　コンパイラの最適化
　6.4　多重命令実行と制御フロー
　　1　投機的命令実行
　　2　条件処理命令
　　3　マルチスレッド方式
　　Column　命令レベル並列処理を実現したプロセッサの実例
　演習問題
第7章　ベクトルアーキテクチャ
　7.1　ベクトル処理とは
　　Column　スーパコンピュータとは
　7.2　ベクトルプロセッサ
　　1　ベクトルレジスタとベクトル命令
　　2　ベクトル演算パイプライン
　7.3　ベクトル命令制御
　7.4　条件付ベクトル処理
　7.5　ベクトルプロセッサのメモリシステム
　7.6　大規模データとキャッシュミス
　演習問題
第8章　並列処理アーキテクチャ
　8.1　並列処理の概要
　　1　並列処理の歴史
　　2　並列処理の分類
　8.2　バス結合型並列アーキテクチャ
　　1　スヌープキャッシュ
　　2　同期方式
　8.3　ネットワーク結合型並列アーキテクチャ
　　1　相互結合網
　　2　データ転送方式
　　3　ルーティングアルゴリズム
　　Column　地球シミュレータ
　8.4　クラスタ
　　1　Beowulf型PCクラスタ
　　2　Score型クラスタ
　　Column　グリッドコンピューティング
　演習問題