内容紹介
「生命」の本質を考えるために読む、細胞科学の「いま」と「明日」がわかる本
生命科学は、生物学、医学、工学、環境科学、人文科学、社会科学などなど、多くの学問分野から成る総合科学であり、常に、生命特に人間の生命と社会のつながりに視点を置いた学問である。
本書は、生物の基本単位である「細胞」について、最新の分子生物学、免疫学、老化や死、環境問題などとの関わりのもとに、現在の細胞科学の全体像に迫る内容を図解でわかりやすく解説している。
生物学や医学を学ぶ学生の方々だけでなく、生命科学に関心のある一般の方から、医療・看護・福祉関係の現場で活躍中の方まで、広く読んでいただける内容である。
このような方におすすめ
生物学や医学を学ぶ学生の方々だけでなく、生命科学に関心のある一般の方から、医療・看護・福祉関係の現場で活躍中の方まで、広く読んでいただける内容である。
目次
主要目次
第1章 細胞の誕生と進化
第2章 原核細胞と真核細胞
第3章 細胞をつくる物質
第4章 遺伝情報としてのDNAと遺伝のしくみ
第5章 DNAの複製と修復
第6章 DNAからタンパク質へ
第7章 タンパク質の細胞内局在化
第8章 細胞内の代謝/エネルギー変換系
第9章 生体膜と物質の輸送
第10章 情報伝達(シグナル伝達)
第11章 細胞周期と細胞増殖の制御
第12章 細胞骨格
第13章 細胞運動
第14章 細胞の結合と認識
第15章 細胞の老化と死
第16章 細胞の発見と細胞像の変遷