内容紹介
注目の解析法、境界要素法の基礎から応用までを解説した翻訳書
Computational Mechanics Publications、 1992年発行の"Boundary Elements An Introductory Course - Second Edition -"の翻訳書。機械設計の分野などで最近注目されつつある解析法、境界要素法(BEM)の基礎を修得しようとする学生・技術者のためのテキスト。数学的概念の紹介にとどまらず、簡単なコンピュータコードを与えることで実用的なBEMの修得を容易にしている。また、豊富な例題、演習問題を収録し、理解を助けることを狙っている。
このような方におすすめ
機械系の学生(学部生、院生)
機械系の技術者
目次
主要目次
なぜ境界要素法なのか
第1章 原理
第2章 ポテンシャル問題
第3章 静弾性問題
第4章 2次元静弾性問題
第5章 他の興味深いトピックス
詳細目次
第0章 なぜ境界要素法なのか
第1章 原理
1-1 基本概念
1-2 Poisson方程式
1-3 近似解
1-4 重みつき残差法
1-5 弱い定式化
1-6 境界法および領域法
1-7 おわりに
第2章 ポテンシャル問題
2-1 はじめに
2-2 基礎となる積分方程式
2-3 境界要素法
2-4 一定要素を用いたポテンシャル問題解析のためのコンピューターコード(POCONBE)
2-5 線形要素
2-6 線形要素を用いたポテンシャル問題解析ためのコンピューターコード(POLINBE)
2-7 非適合要素
2-8 2次および高次要素
2-9 2次要素を用いたポテンシャル問題解析ためのコンピューターコード(POQUABE)
2-10 複数の境界を持つ問題解析のためのコンピューターコード(POMCOBE)
2-11 3次元問題に対する境界要素
2-12 Poisson方程式
2-13 直交異方式および異方性
2-14 部分領域
2-15 Helmholtz方程式
2-16 軸対称問題の定式化
2-17 間接方の定式化
2-18 領域積分を取り扱うための別の方法
第3章 静弾性問題
3-1 はじめに
3-2 線形静弾性問題の基礎方程式
3-3 基本解
3-4 境界積分方程式の定式化
3-5 境界要素法の定式化
3-6 領域積分と物体力項の取り扱い
3-7 弾性問題における部分領域
3-8 間接法の定式化
3-9 軸対称問題
3-10 異法性
第4章 2次元静弾性問題
4-1 はじめに
4-2 平面応力問題と平面ひずみ問題
4-3 境界要素の定式化
4-4 一定要素による定式化
4-5 一定要素を用いた静弾性問題解析コード(ELCONBE)
4-6 線形要素
4-7 2次要素
4-8 2次要素を用いた静弾性問題解析コード(ELQUABE)
第5章 他の興味深いトピックス
5-1 はじめに
5-2 境界要素と有限要素の結合解法
5-3 近似境界要素法
5-4 破壊力学のための特異要素
5-5 定常動弾性問題
付録
索引
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