内容紹介
健康に暮らせる住宅についてわかりやすく解説!
環境、バリアフリーなどが重視されるなか、現在の住宅はそれら多様な要求に十分に応えているとはいえない。
本書では、「住まい」のなかで健康的に生活するためにはどのような点に注意し、住宅をつくったらよいのか、また現在の住宅の問題点はどこにあり、どのような住宅を目指して改善したらよいかなど、これからの住宅に関する課題とその対応について、求められる性能や普段見過ごされがちな要求や工夫についてわかりやすく解説する。
このような方におすすめ
・住宅(建築,設備)の設計,施工,維持管理等に携わる実務者
・工業高校,専門学校,大学等で建築を学ぶ学生
目次
主要目次
1章 健康な住まい―空気―
2章 健康な住まい―熱・光―
3章 健康な住まい―水―
4章 健康な住まい―音・振動―
5章 健康な住まい―ごみ―
6章 ひとにやさしい住まい
詳細目次
1章 健康な住まい―空気―
1.1 ひとと空気
1.2 空気の働き
1.3 空気中の物質と換気
1.4 換気の必要性と換気量
1.5 換気の方式
1.6 結露の発生と予防
1.7 カビの発生と予防
1.8 ダニの発生と予防
1.9 臭気と脱臭
1.10 においと香り
2章 健康な住まい―熱・光―
2.1 わが国の気候と住まい
2.2 住まいの環境とひと
2.3 住まいと温熱環境
2.4 快適な温熱環境
2.5 住宅の断熱
2.6 暖冷房設備の種類と選択法
2.7 住まいの暖冷房設備の例
2.8 住まいの温熱環境に関する法
3章 健康な住まい―水―
3.1 地球をめぐる水
3.2 安全でおいしい水
3.3 新しい給水設備と維持管理
3.4 家庭における節水
3.5 浄水器の上手な使い方
3.6 給湯設備と維持管理
3.7 住まいの衛生器具
3.8 浴室の衛生管理
3.9 排水通気設備の維持管理
3.10 生活排水の管理
3.11 雨水の使い方
3.12 新しい配管材料と最近の工法
4章 健康な住まい―音・振動―
4.1 住まいを取り巻く騒音・振動
4.2 騒音・振動の基礎知識
4.3 騒音・振動で知っておきたい用語
4.4 遮音性能基準について
4.5 住宅性能表示制度について
4.6 住まいの防音
4.7 騒音伝搬を防止する
4.8 床衝撃音を防止する
4.9 電磁環境の現状
4.10 電磁波と健康
5章 健康な住まい―ごみ―
5.1 ごみと住まいの環境
5.2 ごみの流れと処理
5.3 家計簿とごみ
5.4 生活から出るごみ
5.5 主婦が考えたごみ対策
5.6 集合住宅のごみ処理
5.7 ごみとリサイクル
5.8 ごみのリサイクルと法律
5.9 海外のごみ処理事情
5.10 江戸から平成のごみと文化
6章 ひとにやさしい住まい
6.1 シックハウスとは
6.2 室内化学物質濃度のレベル
6.3 室内化学物質汚染の防止対策
6.4 恐ろしいヒートショック
6.5 住宅の性能と換気設備
6.6 ひとにやさしい放射(ふく射)式暖冷房システム
6.7 ひとにやさしいセントラル暖冷房換気システム
6.8 ひとにやさしい照明空間
6.9 ひとと音
6.10 安全な住まい
6.11 ひとにやさしい水回り
6.12 ひとにやさしいプランニング
6.13 住まいの工夫
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